1周年特設ページ | リディラバジャーナル

リディラバジャーナルの2年目、
もっと社会問題に向き合います。

2018年1月からスタートしたリディラバジャーナル。
みなさまのおかげで26の社会問題を構造化し、読者の方々にお届けすることができました。
2年目のリディラバジャーナルはより社会問題を様々な視点から掘り下げていきます。

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リディラバジャーナルの実績

「社会問題を構造化する」をミッションにしたリディラバジャーナル。平日毎朝の記事配信を継続し、教育・福祉・ジェンダー・メンタルヘルス・移民・犯罪など数々の社会問題を構造化し、読者のみなさまにお伝えすることができました。

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リディラバジャーナルのこれまで

2017

05

May.

クラウドファンディング開始

リディラバ代表理事の安部敏樹が「20代最後の挑戦」と銘打って、リディラバジャーナルのクラウドファンディングを開始。この時のタイトルは社会問題メディアではなく「大人の学校」でした。

07

Jul.

クラウドファンディング達成

みなさまのおかげでクラウドファンディングにて14,537,000円を集めることができました。

まずは知ることから!リディラバ・大人のための学校を実現する!

大人のための学校づくり まずは「知ること」から社会問題を知る最初の接点「リディラバジャーナル」立ち上げに挑戦

クラウドファンディングページをみる▶︎

2018

01

Jan.

「リディラバジャーナル 」リリース

クラウドファンディング達成から6ヶ月、ついに「リディラバジャーナル 」をリリースすることができました。

初の構造化記事「ホームレス」  彼・彼女らが失い、取り戻すもの

初の特集は「ホームレス」問題にフォーカス。ホームレスが生まれてしまう、日本特有の構造にアプローチしました。

あらゆる人を引きずり込む。ホームレスを生む日本特有の構造

ホームレス 彼・彼女らが失い、取り戻すもの

クラウドファンディングページをみる▶︎

06

Jun.

読者ミーティング開催

2018年1月のローンチ後、初となる読者ミーティング。主に有料読者を対象に定員8名として募集したところ、20名を超える応募がありました。あいにくの雨だったにもかかわらず、17名が参加しました。
リディラバジャーナル編集長の安部敏樹が、メディアを立ち上げた経緯や現在までの反響、それぞれの特集記事の舞台裏を明かしました。

「リディラバジャーナル 読書会」開催

名古屋市で読者による「リディラバジャーナル読書会」が開催されました。集まったのは、大学生を始め会社員、研究員、自治体職員など男女13人。リディラバジャーナルの特集「ホームレス 彼・彼女らが失い、取り戻すもの」を読むために集まったのですが、まずは地元・愛知のホームレス問題について知るために、支援団体の方のお話を伺いました。

07

Jul.

「リディラバジャーナル 読書会」開催

リリース半年を記念して、クラウドファンディングでも支援いただいた津田大介さんの目に「リディラバジャーナル」はどのように映っているのか。現状や今後の可能性、社会問題を伝えるメディアの難しさなどについて議論しました。さらに通信制高校や定時制高校に通う若者などを支援する認定NPO法人D×P(ディーピー)理事長の今井紀明さんと安部との対談も実施。15年前にイラクで人質となった経験を持つ今井さんと、自己責任論や安部がリディラバジャーナルの取材を通して考えたことなどについて語りました。

編集長・安部敏樹と対談した津田大介さん、今井紀明さん

10

Oct.

記事数が200を突破

リリース以来平日毎朝更新を継続し、記事数が200を突破しました。

常習的な万引き、「依存症」との境界線

万引き依存症:「やめたくてもやめられない」という病

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12

Dec.

テーマ「社会課題の経営論」を開始

これまで特集で「社会問題の構造化」に取り組んできたリディラバジャーナル 。特集とは別に、実際に課題解決に取り組む経営者や起業家にフォーカスした、「社会課題の経営論」をはじめました。

ソーシャルビジネスを終わらせるとき 組織を継続すべき?
ソーシャルビジネスの葛藤

社会課題解決の経営論

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2019年のリディラバジャーナル

社会課題専門メディア・リディラバジャーナルのこれから(前編)

編集長安部が語る:2019年のリディラバジャーナル

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社会課題専門メディア・リディラバジャーナルのこれから(後編)

編集長安部が語る:2019年のリディラバジャーナル

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リディラバジャーナルを応援いただいた皆様へ

リディラバジャーナル編集長
安部敏樹

リディラバジャーナルを読んでくれているみなさま、クラウドファンディングで支援してくれたみなさま。
本日をもって無事リディラバジャーナルはリリース1周年を迎えました!!!!日頃からの応援、誠にありがとうございます!!!!!!みなさまのおかげで、なんとか続きました!!!!

いやーーーーーーーー、 ほんと大変な1年でございました。
まずはこの一年間、平日毎日配信という前提を守り日々記事を出し続けられた記者・編集者のチームに何よりも感謝です。
私が毎日記事の編集チェックをしたり取材にも出ながら、その他の3事業部を見たり、広報、採用、ファイナンスなどの経営活動もしながら、リディラバジャーナルの編集長として配信を続け切れたのはこの素晴らしいメンバーあってのことでした。ほんと助けられてます。ありがとう。

この一年間、継続して努力してきたことがいくつかあります。
一つが、編集会議の過程で社会問題をできる限り構造的に捉えて図にしたり、その元の統計データや色々な論文などに目を通していくということ。それにより、実は一見関係なく見えるような課題が繋がっていたり、国の調査でも捕捉できていない現実を見つけられたりするようになりました。例えば「フードロス」の特集では国の統計でも生産段階の廃棄をカウントしていなかった事実を見つけたり、「出所者の社会復帰」というテーマでは刑務所から出た人の再犯率の高さにはそもそも犯罪を犯す前の家庭支援の不十分さが問題であることを見つけたり。社会の歪みが連鎖していく現実を少しずつ可視化していける実感がありました。

二つ目として、問題に対する加害者への取材をできるだけ試みました。一般的には加害者の人はメディアの取材を受けたがりません。しかし、幸運なことにリディラバジャーナルの取材がかなり受け入れてもらえたのは、上の「構造化」という考え方に共感いただき、加害者の方も含めて負の連鎖を可視化していこう、というコミュニケーションができたらだと思っています。痴漢の特集や、小児性犯罪の特集ではかなりショッキングなインタビューを出しましたが、そのインタビューの中で示唆されているのは、加害者になる彼らも、実は別の社会問題の被害者であったのかもしれない、ということでした。

逆に、できなかったこともたくさんありました。
例えば社会問題に対して丁寧に取材をしたり編集をしていくことの取材に比重をかけるあまり、もっとわかりやすく、社会問題に関心を持ってもらうような最初のとっかりとなるようなコンテンツには着手できませんでした。また、社会問題の連関を理解するためのアルゴリズムの開発や、読者の皆さんのシェアに寄ってどれくらい「社会への無関心が打破」されたかがわかるためのUIの開発なども今後の課題です。メディアの事業を単体で見ると経営的に見ても、難しさを感じました。始める前にも「ちゃんとしたメディアを作ろうと思うとすごくお金かかるよ」と言われましたが、全くもってその通りで、とてもお金がかかりました(笑)今も、毎月200万以上の赤字を流しながら、日々粛々と軌道に乗せるための仮説検証を回しているところです。日々コツコツと増えていく購読者の方からの登録通知やアンケートのメッセージに救われつつ、とはいえここからが正念場だな、と思っています。
私は全財産ぶち込んでリディラバにかけていますが、本当に人生をかけてこのメディアが社会を変えていけるようにしていきたいと思っています。大変だからこそ、まだまだここからアクセルを踏んでいきたい。よかったら引き続き、応援してもらえたら嬉しいです。

次の一年は、社会問題を構造的に伝えていくだけでなく、その入り口になるコンテンツや、社会課題とビジネスの橋をかけていくようなコンテンツ、NPOやソーシャルビジネスに携わる人に有益な情報なども手がけるようにしていく予定です。リディラバジャーナルは、購読者の方がシェアすることで周囲の方が無料で見れるようになるコンテンツですが、購読者の方にだけ読めるような特別なコンテンツも作っていきます。また、読者のみなさまの社会への関心が広がっていくようなリコメンデーションシステムの開発や、UIの刷新も進めていきます。やるべきことはまだまだ山積みです、

1年前の今日、私は所信表明的に恥ずかしい文章を書きましたが、そこにある想いは変わっていません。リディラバジャーナルは、購読者の皆さんに「社会の無関心の打破」を実現する共犯者になってほしい。一緒に社会問題を可視化して、周囲を巻き込み、問題の背景を知ることで誰かの痛みに共感できる「優しい大人」を増やしていきたいと思っています。

皆様のおかげで続けられている「社会問題に特化し、人々の関心を集めていくメディア」としてのチャレンジをこの2年目も続けられること、本当に感謝しております。引き続き、応援頂ければ幸いです。よろしくお願いいたします。

リディラバジャーナルを購読して、
社会の無関心の打破しよう。

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