常習的な万引き、「依存症」との境界線 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
万引き依存症:「やめたくてもやめられない」という病
第四回

常習的な万引き、「依存症」との境界線

いつものようにスーパーでレジを通さず、カートごとサッカー台に行き、商品をバッグに詰め込んだ。店舗を出ると、その瞬間、万引きGメンに声を掛けられた。

 

第1回の記事の女性(33)は、店舗のバックヤードに連れて行かれ、万引きしたことを必死に謝った。それまでの数年間に数え切れないほどの万引きを繰り返していたが、見つかったのは初めて。警察を呼ばれてしまい、交番まで連行された。

 

 

身元引受人として迎えに来た夫に、なんと言われたのかは覚えていない。夫は「まさか」という表情をして立ち尽くしていた。彼女は「これでもうやめよう」と決意したことを覚えている。

 

ところが、その決意は数日しかもたなかった。数日前の決意はいつの間にか「もっと気を付けて、今度こそ見つからないように盗らなきゃ」という決意に変わっていた。

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2-2.常習的な万引き、「依存症」との境界線