[特集]“いないこと”にされてきた人々
2018年9月6日、東京・表参道の東京ウィメンズプラザ。その一室に、50人を超える女性が集まり、身じろぎもせずひとりの女性(37)の話に耳を傾けていた。 「ひきこもりUX女子会」の様子。(プライ...
1-1.他の社会問題に連鎖する「ひきこもり問題」
そもそも、ひきこもりの何が問題なのか。 21年にわたりひきこもり問題を取材してきたジャーナリスト・池上正樹さんは「家にいること自体が問題なのではありません。生きていこうというエネルギーがなくなり...
2-1.“いないこと”にされてきた女性たち
「外出は日々の買い物のためにスーパーマーケットに行くのと、4週間に1回の通院だけ。誰かに話しかけられるかもしれないと思うとゴミ出しも緊張しました。ひきこもりの期間が長引くにつれて、全てが怖くなっ...
2-2.転勤、非正規、性的虐待…女性特有の背景
ひきこもりとは“状態”を示すことばで、その状態に到るまでの背景は人それぞれ。子どもの頃の不登校から続いている人もいれば、働いていたものの何らかの理由で離職し、ひきこもっている人もいる。 きっかけ...
3-1.自ら居場所を作り出す女性たち
「自分は帰属先がないと生きていけない人間だと、約2年間ひきこもってわかりました。色んなところで活動するのは大変で、しんどいと思うときもありますが、やりがいもあるので女子会運営も行なっています」 ...
4-1.リディラバ安部が考える「女性のひきこもり 」
こんにちは、リディラバジャーナル編集長・安部です。今回は、「女性のひきこもり:“いないこと”にされてきた人々」と題して、女性のひきこもりにフォーカスを当てました。 専業主婦や家事手伝いという肩書...