「ひきこもりになったのは生き延びるためだった」――当事者が語るひきこもりの実情 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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2020/3/6(金)
「ひきこもりになったのは生き延びるためだった」――当事者が語るひきこもりの実情
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「ひきこもりになったのは生き延びるためだった」――当事者が語るひきこもりの実情
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2019年、カリタス小学校の生徒や保護者らが殺傷された川崎殺傷事件や、元農林水産省事務次官が長男を殺害した痛ましい事件が起きた。

 

これらの事件に関連づけて「ひきこもり」についてもメディアで取り上げられることになったが、そのとき当事者たちはどんなことを考えていたのか。また彼・彼女らはなぜひきこもるのか。どのような支援が求められているのか。

 

恩田夏絵さん(一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事)をモデレーターに迎え、ひきこもり当事者であり、当事者活動を行う林恭子さん(一般社団法人ひきこもりUX会議代表理事)と、ぼそっと池井多さん(VOSOT(チームぼそっと)代表)、対話による精神療法「オープンダイアローグ」の普及啓発に努める精神科医であり、産業医、臨床心理士の大井 雄一さんにざっくばらんに語ってもらった。

 

※本記事は、リディラバが主催する社会課題カンファレンス R-SIC 2019のセッション「ニュースでは教えてくれない『引きこもり』の真因」を記事にした前編です。

ひきこもりになったのは生き延びるため

 恩田 夏絵  今回の対談は登壇者4名のうち、ひきこもり当事者、経験者が3名ということで、当事者目線の話ができればと思います。

 

私自身も小学2年生から不登校になり、ひきこもり、リストカットなどを経験していますが、まずはひきこもる背景にはどんなことがあるのか、というところからお話いただければと思います。ぼそっと(池井多)さんからお願いします。

 

 

 ぼそっと池井多  ぼそっと池井多と申します。私はひきこもり当事者であります。なんでひきこもりになったかっていうことをきちんと述べようと思ったら、3冊ぐらいの本になっちゃうんですね。でも、それをあえてひと言でいえば、母子関係です。今振り返ってみると、母親が自分にインプットした「かくあるべき人生」を歩むしかなくなった、つまり「自分を生きられないこと」に絶望して動けなくなったんだと分かりました。

 

私の場合は、大学を卒業して、世間でいうところの良い企業に内定が決まって、さてあとは入社式を迎えて社会人になるだけ、というときにひきこもりが始まったんです。

 

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