自殺問題におけるロビイング――ライフリンク清水さんの取り組みを振り返る
自殺問題におけるロビイング――ライフリンク清水さんの取り組みを振り返る
社会問題の解決に向け、ときに既存のルールを変える必要があるソーシャルセクターとって、ロビイング活動は重要な取り組みとされている。
だが、具体的にどのように政治家を巻き込めばいいのか、そもそもどのようにしてロビイングをすればいいのかは、それほど知られていない。
自殺対策を推し進め、自殺対策基本法の制定、そして改定に大きく寄与したNPO法人ライフリンク代表の清水康之さんにこれまでの取り組みを聞いた。
自殺問題を「個人」から「社会」の問題に
私はもともとNHKのディレクターをしていて、主にドキュメンタリー番組を担当していました。2001年に親を自殺で亡くした子どもに取材した番組をつくったことをきっかけに、自殺は決して当事者だけの問題ではないと気づき、関心を持つようになりました。
2019年5月に川崎市登戸の事件で「死にたいなら一人で死ね」という論争がありましたが、実際には一人で静かに亡くなっている人が日本では非常に多い。しかも彼らは生きる道を閉ざされ、「もう死ぬしかない」といった状況に追いやられて亡くなっているんです。
毎年3万人を超える人が自殺で亡くなっている状況が何年も続いていながら、社会は何事もなかったかのようにやり過ごしていた。それを変えることができないかと、2004年にNHKを辞めて自殺対策に取り組む NPO法人ライフリンクという団体を立ち上げました。
当時、自殺の問題は「個人の問題」とされていました。ライフリンクを立ち上げたときに考えていたのは、それをいかに「社会の問題」として位置づけていくかということ。
つまり、日本社会における自殺を社会問題であるとの認識に変えて、社会的な課題として国や地域が主体的に自殺対策に取り組むような状況をつくることです。...
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日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
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続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
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続きをみるみなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。こちらの記事の最後には、全文無料で読める!「学校経営の新時代、女性管理職の可能性 ~ロールモデル・取り組み事例資料集~」もご紹介しています。ぜひご活用ください!
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1月1日、能登半島地震が発生しました。亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われたすべての方にお見舞い申し上げます。
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続きをみるみなさんこんにちは、リディラバの鈴木です!今回は、リディラバジャーナルで公開中の構造化特集「地域医療」の冒頭をこちらのnoteでも公開します。何かあったら病院で治療が受けられる。私たちの「当たり前」を維持するために、様々な課題を抱えながら尽力する医療現場の姿を知ってもらえたら嬉しいです。
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この投稿はリディラバジャーナル会員限定のFBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。
******みなさん、こんにちは!担当した構造化特集「地域医療 超高齢化社会に必要な『撤退戦』」が本日より公開となりました!今日は特集内には書いていない、特集に込めた思いをご紹介させてください。
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今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m
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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。
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編集部の井上です。今日は、
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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。
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