• 新しいお知らせ
    ×
    • 特集「リディフェス2026」第1回公開。起業だけではないアントレプレナーシップのあり方を考える

      特集「リディフェス2026」第1回を公開しています。「アントレプレナーシップ」分科会では、3人の登壇者が自分に合う場所や生き方を探し、現在の仕事や挑戦を見つけたその過程を語りました。一つの場所に「合わない」ことが、その人の可能性まで決めるわけではない。3人それぞれの“はぐれた先”から見えてきた、起業に限らないアントレプレナーシップのかたちを、記事でお届けします。記事はこちらから。

      2026/10/7(水)
    • 特集「リディフェス2026」始まりました!

      新特集「リディフェス2026」が始まりました!8月6日(木)に開催した招待制イベント「リディフェス2026」には、社会課題の現場で活動する大人、全国の中高生、ウクライナから来日した高校生・教員ら300人超が参加。分科会や少人数での対話、スタディツアー、中高生ソーシャルコンテストなどを通じて、世代や立場を越え、これからの社会について考えました。当日交わされた対話や、そこから生まれた問い・気づきを、記事でお届けします。イントロ記事はこちらから。

      2026/10/7(水)
構造化特集
歓楽街の若者支援 第3回
公開日: 2026/9/9(水)

歓楽街に潜む闇が、若者の抱える困難をさらに深める——搾取と自己破壊の「3つの罠」

公開日: 2026/9/9(水)
構造化特集
歓楽街の若者支援 第3回
公開日: 2026/9/9(水)

歓楽街に潜む闇が、若者の抱える困難をさらに深める——搾取と自己破壊の「3つの罠」

公開日: 2026/9/9(水)
構造化の視点

歌舞伎町、大阪ミナミ、福岡・警固公園—&m

・・・もっと見る

歌舞伎町、大阪ミナミ、福岡・警固公園——。全国の歓楽街には、遊びや仕事を目的に訪れる人だけでなく、家庭や学校に居場所を失った若者も集まっている。歓楽街を訪れる若者すべてが危険な状態にあるわけではないが、中には性的搾取、オーバードーズや自傷、闇バイトなど、心身の危険や犯罪と隣り合わせの日常を送る人も少なくない。困難を抱える若者と向き合うため、相談員たちは日々現場に立ち続けているが、そこには支援を阻む構造的な困難が存在している。相談員視点からの構造的な問題を明らかにし、「支える人を支える仕組み」の必要性を問う。

歌舞伎町、大阪ミナミ、福岡・警固公園——。全国の歓楽街には、遊びや仕事を目的に訪れる人だけでなく、家庭や学校に居場所を失った若者も集まっている。歓楽街を訪れる若者すべてが危険な状態にあるわけではないが、中には性的搾取、オーバードーズや自傷、闇バイトなど、心身の危険や犯罪と隣り合わせの日常を送る人も少なくない。困難を抱える若者と向き合うため、相談員たちは日々現場に立ち続けているが、そこには支援を阻む構造的な困難が存在している。相談員視点からの構造的な問題を明らかにし、「支える人を支える仕組み」の必要性を問う。

歌舞伎町、大阪ミナミ、福岡・警固公園——。全国の歓楽街には、遊びや仕事を目的に訪れる人だけでなく、家庭や学校に居場所を失った若者も集まっている。歓楽街を訪れる若者すべてが危険な状態にあるわけではないが、中には性的搾取、オーバードーズや自傷、闇バイトなど、心身の危険や犯罪と隣り合わせの日常を送る人も少なくない。困難を抱える若者と向き合うため、相談員たちは日々現場に立ち続けているが、そこには支援を阻む構造的な困難が存在している。相談員視点からの構造的な問題を明らかにし、「支える人を支える仕組み」の必要性を問う。


オーディオブック(ベータ版)

※本記事には、暴力や性的搾取、自傷など、深刻な困難に関する記述が含まれています。読むことで精神的な負担を感じたり、過去のつらい記憶がよみがえったりする可能性があります。ご自身の状態を優先し、無理のない範囲でお読みください。

 

リディラバジャーナル構造化特集「歓楽街の若者支援〜奮闘する現場と、支援を阻む構造〜」

 

第3回と第4回の2回にわたり、第1章「歓楽街の中にある、当事者の困難を深刻化させる構造」として、深刻化の背景にある要因を明らかにする。本記事(第3回)では個人レベルの搾取と自己破壊を、第4回では組織的搾取と犯罪に巻き込まれるリスクを扱う。

 

 

「親からつらいことをされるとショックだけど、他人からの暴力は『今回はハズレだった』って諦めがつく」——10代で家庭を飛び出し、歓楽街で過ごした元当事者のAさん(仮名)は、暴力を日常として受け入れていた当時の心理をそう振り返る。

 

 

歓楽街は、困難を抱えた若者の一部にとって居場所や働く場所となる。一方で、そうした若者がハイリスク(※)状態に陥ってしまうケースも存在している。

 

元当事者や支援者へのインタビューを通じて、若者の抱える困難がさらに深刻化する実態と、その背景にある3つの要因「同調圧力」「生きるための代償」「悪質な色恋営業」を追う。

 

※ハイリスク:心身が危険な状況、犯罪などに巻き込まれる状況にあること(編集部定義)

困難を抱えた若者が、街の中で直面するリスク

 

「写真撮られたり、動画撮られたりして、それをバラまくぞって脅されたこともある。お金を盗まれたこともある。ボコボコにされたことも、逃げられないように閉じ込められたこともある」

 

10代の頃、家庭内暴力から逃れるために渋谷や池袋の歓楽街に足を運ぶようになった元当事者のAさん(仮名)は、当時の経験を淡々と語る。

 

前回までの記事では、若者が歓楽街に惹かれる「4つの引力(匿名性、承認、経済的機能、SNS)」を見てきた。それらは家庭や学校に居場所を失った若者にとって意味のあるものでもあるが、中には暴力、監禁、金銭的搾取、性的搾取などに直面する若者もいる。Aさんは、当時の経験を特別なことではなく「あるある」だと語る。

 

当事者の言葉だけではない。現場でハイリスク状態にある若者と向き合う支援者の口からも、同様の過酷な実態が語られる。

 

歌舞伎町で女性の支援を行うNPO法人レスキュー・ハブ代表の坂本新さんは、ある女性のケースを明かす。

 

坂本新(サカモト・アラタ)
NPO法人レスキュー・ハブ代表。大手警備会社に約20年勤務し、日本大使館警備などで海外に約10年駐在。人身取引被害者支援のNPOを経て2020年に同法人を設立。歌舞伎町で夜回りを続け、性風俗に携わる女性や性的搾取・暴力被害者に寄り添い、公的機関や支援団体につなぐ活動をしている。

 

※リディラバジャーナルについてもっと知りたい方はコチラ
リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
note
リディラバジャーナル編集部
noteのicon
中高生100人が参加した「リディフェス2026」!動画と記事でお届けします!【ニュースから読み取る社会課題!リディラバジャーナル】
2026年10月9日

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル

続きをみる
10月は里親月間。衣食住と信頼できる大人――社会的養護の中身を考える。【ニュースから読み取る社会課題!リディラバジャーナル】
2026年10月2日

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル

続きをみる
買う側も処罰対象へ。若者の売買春、現場で向き合う支援員の困難とは【ニュースから読み取る社会課題!リディラバジャーナル】
2026年9月25日

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル

続きをみる
×
CONTENTS
intro
歓楽街の中にある、当事者の困難を深刻化させる構造
no.
1
no.
2
no.
3
no.
4
当事者への支援を阻む構造
no.
5
no.
6
中小規模の支援団体が、相談支援を深める・広めることが難しい構造
no.
7
中小規模の支援団体が、安定的に活動を続けることが難しい構造
no.
8
特別対談「事件の後で」
no.
9