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構造化特集
痴漢大国ニッポン 第5回
公開日: 2018/6/5(火)

痴漢し続けて30年…元加害者の告白

公開日: 2018/6/5(火)
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痴漢し続けて30年…元加害者の告白

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構造化の視点

女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるな

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女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるなか、最も日常的で身近な性犯罪である痴漢は、いまもなお目立った対策がなされていません。痴漢を個人ではなく社会の問題にするべく、問題を生むことが多い男性側にフォーカスをして取材。加害者へのインタビューも交え、問題が生まれる構造を紐解きます。

女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるなか、最も日常的で身近な性犯罪である痴漢は、いまもなお目立った対策がなされていません。痴漢を個人ではなく社会の問題にするべく、問題を生むことが多い男性側にフォーカスをして取材。加害者へのインタビューも交え、問題が生まれる構造を紐解きます。

女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるなか、最も日常的で身近な性犯罪である痴漢は、いまもなお目立った対策がなされていません。痴漢を個人ではなく社会の問題にするべく、問題を生むことが多い男性側にフォーカスをして取材。加害者へのインタビューも交え、問題が生まれる構造を紐解きます。


オーディオブック(ベータ版)

※本記事では、痴漢の実態や加害者の心理について詳しく触れています。実態をお伝えするために生々しいエピソードもあるため、フラッシュバックやPTSD(心理外傷後ストレス障害)を懸念される方は、ご留意ください。

 

「痴漢をしているときは、興奮した状態にあったと思いますけど、勃起していないことも多かったんです。だから、性欲を満たすという感じではなかったと思います。なんていうか、女性に触れていることに対して、安心感のようなものがあって……。大学で電車通学が始まってから痴漢するのが日常化して、本当にひどい痴漢を始めたのは社会人になってからです」

 

30年間、痴漢をしつづけてきたという男性。なぜ痴漢をしていたのか、なぜやめられなかったのか。

 

3時間にわたって話を聞いた。「痴漢加害者」としての実像に迫った結果、その告白の最後(次回)には衝撃の事実も明かされた。

 

 

ーーいつ頃から痴漢をするようになったんですか。

 

高校生の頃、数回ですが、バスの中で女性の身体に触れたことがありました。本格的にやり始めたのは大学に入ってから。

 

私は今58歳なんですけど、痴漢で捕まって最後に刑務所から出所したのが48歳なので、30年ぐらい痴漢をしつづけていました。

 

通学中や通勤中の電車内でほとんど毎日やっていました。

 

ーー痴漢のきっかけになるようなことはあったのでしょうか。

 

きっかけは思い出せないんですけど、女性の身体を触るということで言えば、2歳下の妹がいて、小学校の頃に妹の身体を触わっていたのが最初です。

 

身体というか、もっぱら性器です。

 

妹は抵抗していました。なぜそんなことをしていたのかはわかりませんが、興味本位だったんだと思います。

 

そうした延長線上に痴漢があったのかなと。

 

痴漢をしていたのも、もともと女性とのコミュニケーションがあまり得意ではなく、女性と会話してお付き合いをするという流れをショートカットして触っていたんだと思います。

 

だから性的な欲求というよりは、女性とのコミュニケーションのつもりでした。

 

ーー痴漢は電車内で?

 

はい。痴漢をやり始めた頃、たしか毎朝8時くらいにぎゅうぎゅう詰めの満員電車に乗っていたんですが、ドア付近にある女性がいまして。

 

学生っぽくはなかったので20代前半くらいの社会人だったと思います。ちょっと触ってみようと思って手を伸ばしたら触れたんです。

 

その女性はいつもスカートだったので、少しずつスカートをめくり、下着の中に手を入れられれば、さらに指を忍ばせて……。

 

その電車は駅間が5〜10分くらいと長かったので、ずっとそうした行為をしていました。

 

Shutterstock.com

 

ーーその女性に対しては、毎朝痴漢をしていたと。

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CONTENTS
intro
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1
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2
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3
痴漢被害と加害…当事者たちの告白
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4
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痴漢大国からの脱却は可能なのか
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安部コラム
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