構造化特集
痴漢大国ニッポン 第9回
公開日: 2018/6/10(日)
更新日: 2023/3/27(月)

痴漢問題は「抑止」でなく「撲滅」を

公開日: 2018/6/10(日)
更新日: 2023/3/27(月)
構造化特集
痴漢大国ニッポン 第9回
公開日: 2018/6/10(日)
更新日: 2023/3/27(月)

痴漢問題は「抑止」でなく「撲滅」を

公開日: 2018/6/10(日)
更新日: 2023/3/27(月)
構造化の視点

女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるな

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女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるなか、最も日常的で身近な性犯罪である痴漢は、いまもなお目立った対策がなされていません。痴漢を個人ではなく社会の問題にするべく、問題を生むことが多い男性側にフォーカスをして取材。加害者へのインタビューも交え、問題が生まれる構造を紐解きます。

女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるなか、最も日常的で身近な性犯罪である痴漢は、いまもなお目立った対策がなされていません。痴漢を個人ではなく社会の問題にするべく、問題を生むことが多い男性側にフォーカスをして取材。加害者へのインタビューも交え、問題が生まれる構造を紐解きます。

女性への性暴力を告発する「#metoo」が盛り上がるなか、最も日常的で身近な性犯罪である痴漢は、いまもなお目立った対策がなされていません。痴漢を個人ではなく社会の問題にするべく、問題を生むことが多い男性側にフォーカスをして取材。加害者へのインタビューも交え、問題が生まれる構造を紐解きます。


2017年10月、フランスで『Tchikan』という本を出版した佐々木くみさん。

 

 

彼女は初めて痴漢に遭った日、母親から「あなたも悪いのよ、わかってる?大体、あなたは不用心だから……」と言われた。

 

それ以降、痴漢被害に遭っても、家族に打ち明けることはなくなった。

 

「当時、打ち明けた大人は母親と担任の女性教師だけ。2人からは深刻さを感じられなかったので、痴漢というのはきっと深刻に考えることではない、日常的なことなので慣れなくてはいけないんだなと思っていました。だから、毎日痴漢を我慢しながら、真面目に学校に通わざるを得なかったんです」

痴漢抑止バッジの発明

痴漢に遭っていた当時からおよそ20年後の2017年。フランスで『Tchikan』を出版すると、日本のメディアからの取材も受けるようになった。

 

だが、記事が公開されるたびにネット上には佐々木さんを誹謗中傷するような書き込みが多く寄せられたと言う。

 

「日本のネットニュースのコメント欄を見ると、被害者であるはずの私に対して誹謗中傷するような書き込みが多数ありました。フランスではバッシングされることはなく、日本の場合は一定程度そうした反応があることは予想していましたが……あそこまで酷いとは、正直ショックでした」

 

具体的な書き込みについて、佐々木さんは次のように続ける。

 

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子どもの発達障害、構造化マップを公開
2023年4月16日

※この投稿はリディラバジャーナルの会員限定FBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。*****みなさん、こんにちは!!!リディラバジャーナルの井上です。

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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。

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CONTENTS
intro
なぜ男は「痴漢」になるのか
no.
1
no.
2
no.
3
痴漢被害と加害…当事者たちの告白
no.
4
no.
5
no.
6
no.
7
痴漢大国からの脱却は可能なのか
no.
8
no.
9
no.
10
安部コラム
no.
11