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公開日: 2019/12/3(火)

「就活セクハラ」から学生を守る――社会問題としての可視化へ

公開日: 2019/12/3(火)
公開日: 2019/12/3(火)

「就活セクハラ」から学生を守る――社会問題としての可視化へ

公開日: 2019/12/3(火)
オーディオブック(ベータ版)

学生にとって避けては通れない就職活動。多くの学生が自分の将来のために就活対策に心血を注いでいる。

 

だが就活の場でハラスメントの被害に遭う学生も少なくなく、最近になってその実態が少しずつ可視化されてきた。

 

株式会社ワンキャリア最高戦略責任者である北野唯我さんと「Business Insider Japan」編集長の浜田敬子さん、高校生向けのディスカバのコーディネーターである今村亮さんが「就活と社会問題」をテーマに語り合った。

 

※本記事は、リディラバが主催する社会課題カンファレンス R-SIC 2019のセッション「就活って、社会問題だと思うんです」を記事にしたものです。

「就活って社会問題だと思うんです」

 浜田敬子  おふたりが学生だったのは10〜15年前かと思いますが、どのように就活されていましたか。

 

 北野唯我  私は大学3年生だった2009年に就活をしていて、ちょうどリーマンショック後の時期でした。

 

ただ比較的早めに志望企業から内定をもらっていたので、そんなにがっつり就活をしなかったし、それほど嫌な思いをすることもありませんでした。

 

 今村亮  僕は2005年新卒入社の年だったので、就職氷河期世代の最後のほうでした。僕は優秀なタイプではなかったので、就活中はずっと不条理を感じていましたね。

 

 浜田  私も雑誌やウェブメディアで就活に関する記事を何度も扱ってきましたが、本当に多くの人の運命を翻弄するものだし、取材するたびにさまざまな不条理を感じますね。

 

 北野  「就活って社会問題だと思うんです」という今回のセッションテーマについて考えていたんですけど、就活は社会問題かは、僕にはわかりません。

 

ただ、いろんな格差をあらわにする映し鏡ではあるかな、と思いました。

 

たとえば採用の意思決定者である主に40〜50代の人と採用される側である若い人たちの価値観の違いもあれば、企業と個人のパワーバランスの歪みもある。

 

株式会社ワンキャリア最高戦略責任者の北野唯我さん

 

さらに、男女格差も地域格差もあります。そうした「世代間」「企業と個人」「男女」「地域」といった大きく4つの格差が、とてもわかりやすく表出するのが就活だなと感じたんですね。

 

 浜田  そうですね。そしてこれら4つは、本人の責任ではどうしようもないものばかりですよね。

 

 北野  そうなんです。それぞれまったく違うもので、そこに潜む問題を一つずつ可視化して解決していかないといけないなと思っています。

 

たとえば、「オワハラ」という言葉がありますよね。

...

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リディラバジャーナル編集部
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