いじめによる我が子の自殺、ある遺族の告白 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
子どもの自殺:なぜ彼らは「死」を選んだのか
第三回

いじめによる我が子の自殺、ある遺族の告白

2013年3月、当時中学1年生で13歳だった梨子さんは短い生涯に自ら幕を下ろした。マンションの7階からの飛び降り自殺。携帯電話の未送信メールには「みんな 呪ってやる」と記されていた。

 

 

梨子さんの死後、調査によって梨子さんは同級生から「相当に強い精神的苦痛を与えられていた」ことが判明し、いじめが認定された。いじめは学校内だけでなく、LINEを通じても行われていた。

我が子の死という地獄

その朝、梨子さんは少し寝坊して起きてきた。梨子さんの母・佐藤直子さん(仮名)は、いつも持って行くはずのお弁当を「いらん」と言った梨子さんが少し元気がないような気もしたが、慌ててお弁当を作って送り出した。7時45分ごろだった。

 

30分も経たないうちに電話が鳴った。梨子さんが「マンションから転落した」と聞き、「大けがや。梨子はいっぱい骨折しているかもしれない……車いすの生活になるかもしれない。梨子は私がずっと看る……」とつぶやきながら、そして震えながら病院に向かったという。

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2-1.いじめによる我が子の自殺、ある遺族の告白