借りられない、暮らせない――。危機に瀕する「高齢者の住まい」 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
R-SIC:借りられない、暮らせない――。危機に瀕する「高齢者の住まい」
第一回

借りられない、暮らせない――。危機に瀕する「高齢者の住まい」

孤独死などを恐れて「65歳以上の一人暮らしはお断り」とする賃貸マンション、アパートがあるのをご存知だろうか。高齢化・核家族化が進む中で、いま、「住まい」が高齢者にとって大きな課題となっている。

 

高齢者が住まいを借りられない問題の背景には何があるのか。介護業界の問題解決に取り組むJoin for Kaigoの秋本可愛さんをモデレーターに迎え、高齢者専門の賃貸マッチングを行うR65不動産の山本遼さん、20年近く住宅業界に携わってきた宗健さんに伺う。

※本記事は、リディラバが主催する社会課題カンファレンスR-SIC2019のセッション「借りられない、暮らせない――。危機に瀕する「高齢者の住まい」」を記事にしたものです。

「200軒くらい断られた」高齢者の住まい探しの実情

 山本遼  僕はR65不動産という不動産会社を経営しています。R65不動産を立ち上げたきっかけは、新卒で入った愛媛の不動産会社にいたときに、80代の方の部屋探しを担当したことでした。

 

その方は暑い夏の日に不動産屋を回ってきて、ここで5軒目だと言ったんです。どの不動産屋も門前払いだった、と。

 

R65不動産 代表取締役社長の山本さん。

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R-SIC
全2回
1-1.借りられない、暮らせない――。危機に瀕する「高齢者の住まい」