社会の偏見という高齢者就活の壁 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
ログイン
特集
R-SIC:高齢者「就活」最前線
最終回

社会の偏見という高齢者就活の壁

世界有数の長寿国である日本。「人生100年時代」を迎え高齢者の人口が増える一方、少子化により生産人口は年々減り続けている。いま、人手不足の問題に直面する企業と、働く意欲のある高齢者をつなぐための取り組みが求められている。

 

「高齢者就活」の問題点とその解決策について、地域密着型通所介護の立ち上げに携わる森近恵梨子さんをモデレーターに、ミドル・シニアのキャリア支援などを行う上床絵理さん、認知症や要介護の方の就労を支援するデイサービス「DAYS BLG!はちおうじ」代表の守谷卓也さんが話した。

 

※本記事は、リディラバが主催する社会課題カンファレンス R-SIC 2019のセッション「マッチングビジネスにチャンスあり!? 高齢者「就活」最前線」を記事にした後編です。

定年は本当に存在する?

 森近恵梨子  前回は高齢者の就活の現状や問題点についてお話しましたが、今回はその中で度々キーワードとして出てきた「定年」について考えていきたいと思います。上床さんは定年をどのように捉えていますか。

 

 上床絵理  一般的には「定年は会社が決めるもの」というイメージがあって、特に「60歳で定年」という考え方が根強いと思います。

 

ですが、最近はさまざまな定年の捉え方があります。たとえば、「雇用継続を希望する人は65歳まで雇わないといけない」という法律があるので、65歳が本当の定年という考え方もあります。

 

また、定年そのものがない企業もある。小規模な会社や町工場だと、70歳の方が現役でバリバリ仕事をしていることもあります。

 

リライフワークス株式会社 代表の上床さん。

...

R-SIC
全2回
1-2.社会の偏見という高齢者就活の壁