親と子どもの利害が対立するとき | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
特別養子縁組:「育てられない」と「産めない」を繋ぐ特別養子縁組―喪失からはじまる三方良しの輪―
第四回

親と子どもの利害が対立するとき

「児童相談所としては、子どもの権利を考えた時に一番良い方法は特別養子縁組だと思っていても、生みの親の承諾がなければ、家庭裁判所の審判では認められません。そういった時に感じるのは、やっぱり子どもの権利より親の権利のほうが強いということです」

 

こう語るのは、東京都児童相談センター(中央児童相談所)の相談援助課長・上川光治さん。

上川さんは、「子どもの権利」よりも「生みの親の権利」が優先されているのが現状だと話します。

 

「生みの親が子どもに対しての決定権を持っているのはあたり前」とお考えの方もいるかもしれません。

しかし、生みの親の主張が尊重されることで、子どもの権利が保護されないこともあります。

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特集 特別養子縁組:「育てられない」と「産めない」を繋ぐ特別養子縁組―喪失からはじまる三方良しの輪― 全15回
0章 はじめに
1章 生みの親の事情と養子縁組あっせん機関との関係性
2章 施設養護から家庭養護への転換
3章 養子縁組の仲介役 行政機関・児童相談所と民間あっせん機関
4章 養親の事情と養子縁組あっせん機関との関係性
5章 安部コラム
特別養子縁組
全15回
1-4.親と子どもの利害が対立するとき