リディラバ安部が考える「生活保護バッシング問題」 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
生活保護バッシング:生活保護の利用は“恥”なのか
最終回

リディラバ安部が考える「生活保護バッシング問題」

リディラバジャーナル編集長の安部です。

 

今回の特集では、「生活保護バッシング」にフォーカスし、それが生活保護を利用する“入口”をいかに狭めてしまっているかを取り上げました。

 

生活保護はあらゆるテーマにつながります。

 

これまでリディラバジャーナルで取り上げてきた数々の社会問題では、社会問題の当事者になった人たちが貧困状態に追いやられるケースなども見てきましたが、そうした人たちにとっての“最後のセーフティネット”と言える制度が生活保護です。

 

ところが、生活保護に対するネガティブなイメージが蔓延しており、利用をためらう人がとても多いという現実があります。

 

取材した生活保護利用者も「生活保護を受けることは死ぬほど恥ずかしいことだと思っていた」「生活保護を利用する以上、後ろめたさは引き受けるべきではないか」と語っていました。

 

捕捉率は“上げるべき”なのか

生活保護を必要とする水準での暮らしを送っている人のなかで、実際に生活保護を利用している人の割合は高くありません。

 

生活保護が必要な人の利用率を示す「捕捉率」は、保有する資産を含めるかどうかの判定によりますが、2〜4割と言われています。これは生活保護を必要とする人の3分の1しか利用していないことを意味しており、先進諸外国と比べても低い数字です。...

特集 生活保護バッシング:生活保護の利用は“恥”なのか 全11回
0章 はじめに
1章 生活保護バッシングが生む弊害
2章 イメージで語られがちな生活保護の実態
3章 「ジャンパー事件」から2年、小田原市の改革
4章 安部コラム
生活保護バッシング
全11回
4-1.リディラバ安部が考える「生活保護バッシング問題」