流通でこぼれ落ちる余剰分の犬猫 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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ペット産業の現状と課題
2020/2/25(火)
流通でこぼれ落ちる余剰分の犬猫
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流通でこぼれ落ちる余剰分の犬猫
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構造化特集 : 犬猫の殺処分
構造化の視点
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近年減少しているとはいえ、いまだ解決していない犬猫の殺

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近年減少しているとはいえ、いまだ解決していない犬猫の殺処分問題。今回の特集では、殺処分される犬猫の「発生」と「保護」の問題に着目。余剰分の犬猫や野良犬猫を発生させてしまう飼い主やペット産業、そしてそれらの犬猫を過剰に抱え込んでしまう動物愛護センターや動物愛護団体。それぞれの課題の背景を解き明かし、殺処分問題を構造化していきます。

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「ペットショップなどで売れ残った犬猫が不衛生な環境に放置されている」「ペットショップまでの流通過程で命を落とす犬猫がいる」「繁殖用犬猫が子を産む道具として扱われ、産めなくなったら遺棄されている」ーー。

 

近年さまざまなメディアで報道されるようになったペット産業の問題。特に指摘されているのが大量生産を前提とする流通の仕組みだ。売れ残りや病気の犬猫、子を産めなくなった繁殖用犬猫といった余剰分が発生。一部の動物取扱業者が不衛生な環境で飼育した後に遺棄して殺処分につながるケースがある。

 

そもそもペットの流通はどんな仕組みで動いているのか。なぜ余剰分の犬猫が発生して劣悪な環境で飼育されたり遺棄されたりしてしまうのだろうか。

大量生産の裏で起こっていること

日本のペット流通は次のような仕組みと言われている。まずブリーダーと呼ばれる繁殖業者が繁殖用犬猫に子犬子猫を産ませる。それらがペットオークションにかけられてペットショップが競り落とす。輸送された犬猫は店頭のショーケースに並べられて買い手が現れれば飼い主のもとへ渡る。ブリーダーから直接仕入れるペットショップもあるが、これが一般的な流れとなっている。

 

ペットショップは“在庫”が切れないよう常に犬猫を仕入れ続け、ブリーダーは繁殖用犬猫に絶えず子を産ませる。ペットオークションが二者をつなげる役割を担い大量生産の仕組みが生まれている。

 

この仕組みの中で特に問題視されているのが悪質なブリーダーだ。...

構造化特集 : 犬猫の殺処分
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持ち込まれる犬猫たち
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「殺処分ゼロ」という目標の成果と弊害
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殺処分数を減らすためには
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