急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加してい
急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加している。加害者の多くは、介護者家族だ。しかし「加害者」とされる介護者もまた困難に直面している。特集では「被介護者」「介護者家族」「介護施設職員」それぞれが抱える課題に着目。高齢者虐待が引き起こされる要因を探っていく。

急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加している。加害者の多くは、介護者家族だ。しかし「加害者」とされる介護者もまた困難に直面している。特集では「被介護者」「介護者家族」「介護施設職員」それぞれが抱える課題に着目。高齢者虐待が引き起こされる要因を探っていく。
急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加している。加害者の多くは、介護者家族だ。しかし「加害者」とされる介護者もまた困難に直面している。特集では「被介護者」「介護者家族」「介護施設職員」それぞれが抱える課題に着目。高齢者虐待が引き起こされる要因を探っていく。
こんにちは。リディラバジャーナル編集長の安部です。「高齢者虐待」の特集はいかがだったでしょうか。
突然ですが、みなさんは自分が親や家族に手を上げてしまうという姿をイメージしたことがありますか。
今回の特集は「高齢者虐待〜介護が暴力に変わるとき〜」というタイトルをつけていますが、主語を明確にするのであれば、「わたしが高齢な親を殴るとき」でもあります。そして「わたし」は、読者の「あなた」かもしれない。そしていずれは、「わたし」も「あなた」も殴られる側になるかもしれない。
今回のテーマでは施設の職員による加害と、家族からの加害を取り扱いましたが、現状の把握がより難しいのは家族による加害です。
「高齢者虐待」は、社会全体で向き合わねばならない複雑性の高いテーマですが、そこにはなんでもない人が介護というプロセスを経て加害に至るという構造があったように思います。
「編集長からのメッセージ」にも書きましたが、私自身は中学生のとき、家庭内暴力の加害者側でした。
今は深く反省しています。実際のところ、母親との関係は修復し、相変わらず喧嘩をしながらではありますが、一緒に地域の小学生のソフトボールチームの立て直しをしています。毎週に近い形で会ったりやり取りをしているので、もしかしたら一般の親子よりも逆に関係は良いかもしれません。
しかしそれでも当時のことを忘れることはありませんし、罪の意識は常にあります。
私は過去10代の頃に自分自身が親に手を上げてしまった身として、今回のテーマの当事者には強く感情移入をしました。目の前に座り込み苦しむ母親を見ながら、呆然として立ちすくむあの時の絶望感。私自身一生忘れないでしょうし、また今の親子関係がどれだけ良好なものであっても、その咎の責任を自分が背負って生きていくことは変わりません。
ましてや、自分が歳を重ねより高齢になり弱くなった両親に対して加害をした時の感情は、あの時のもの以上なのでしょう。それは何よりも悲しく、やるせないものなんだろうなと想像します。
親を施設にいれることのジレンマ
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