社会から排除される「小児性犯罪者」の実像 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
ログイン
特集
小児性犯罪:子どもを狙う“病理”の実態
第二回

社会から排除される「小児性犯罪者」の実像

「ある小児性犯罪者は、『性犯罪のなかでも、小児性犯罪は別格だ』と言っていました。好みの子どもを見つけると、まるでそれに吸い込まれるように近づいてしまうんだと」

 

そう語るのは、大森榎本クリニック精神保健福祉部長で精神保健福祉士・社会福祉士の斉藤章佳さんだ。これまでにクリニックをはじめ刑務所や拘置所、警察署で100人以上の小児性犯罪者の治療に携わってきた。

 

 

「たとえば、ある男性は学校教員になり、子どもへのわいせつ事件を起こしました。デジカメを使って10歳前後の児童の盗撮を行ったり、誰もいない教室に入って女子児童の下着を盗むなどしていたそうです。さらに、女子児童に対して繰り返しわいせつ行為をしていました」

 

この40代の男性は、「クラスの子どもたちのことがいまだに忘れられない。ときどき夢にまででてくるんだ」と赤裸々に話していたという。

子どもへの性欲をどう自覚するのか

この男性は教員になってから子どもへの性的関心を持つようになったようだが、そもそも子どもに対する性的関心を持つ人は、いつどのようにして自らのそれを自覚するのか。

...

特集 小児性犯罪:子どもを狙う“病理”の実態 全9回
0章 はじめに
1章 子どもに対する性的関心への“目覚め”
2章 小児性犯罪、加害者側から見た実態
3章 発覚しない子どもへの性被害
4章 小児性犯罪者、加害者のその後
5章 安部コラム
リディラバジャーナルの他の特集
小児性犯罪
全9回
1-2.社会から排除される「小児性犯罪者」の実像