実父からの性的虐待 「“被害”と認識していなかった」 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
小児性犯罪:子どもを狙う“病理”の実態
第六回

実父からの性的虐待 「“被害”と認識していなかった」

※本記事には、子どもに対する性暴力の記述があります。実態をお伝えするために生々しいエピソードもありるため、フラッシュバックやPTSD(心理外傷後ストレス障害)を懸念される方は、十分に注意しながらご覧ください。

 

27歳のとき、忌まわしい記憶のフラッシュバックが起きた。それは、長年悩まされ続けていた抑うつ状態のカウンセリングでのことだった。

 

元タカラジェンヌの東小雪(33)さんは、カウンセリングのなかで「子どもの頃に性虐待をされたことがあるんじゃないか」と聞かれた。それまで封印していた記憶が呼び覚まされた瞬間だった。

 

そこではじめて、性暴力を受けたことに気付いたという。

 

 

その被害は実の父によるものだった。父親からの性虐待は、幼児期から中学2年生になって初潮が来るまで続いた。

 

「おそらく小学2年生の頃に挿入を伴う行為があったんじゃないかと思います」と東さんは話す。

浴室での父親による性虐待

小学2年生の時期から学校に行けなくなった。同時に、視力が極端に落ちて視野狭窄になり、けいれん発作の症状も出るようになった。さらに拒食症状が出て、「ぼんやりしてしまう」ことが増えた記憶がある。

 

これらは挿入を伴う行為にショックを受けたことが大きな理由だったと、カウンセリングを通じて知った。

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特集 小児性犯罪:子どもを狙う“病理”の実態 全9回
0章 はじめに
1章 子どもに対する性的関心への“目覚め”
2章 小児性犯罪、加害者側から見た実態
3章 発覚しない子どもへの性被害
4章 小児性犯罪者、加害者のその後
5章 安部コラム
小児性犯罪
全9回
3-2.実父からの性的虐待 「“被害”と認識していなかった」