「恥ずかしいことだと思っていた」、ある生活保護利用者の告白 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
生活保護バッシング:生活保護の利用は“恥”なのか
第一回

「恥ずかしいことだと思っていた」、ある生活保護利用者の告白

「生活保護を利用する」とは、どういうことなのか――。

 

東京都内在住の男性(34歳)は、1年ほど前から生活保護を利用している。

 

男性の「当事者としての実感」はあくまで一例に過ぎないが、生活保護に対する認識や利用後の心境を赤裸々に語ってくれた。

 

その声には、多くの示唆が含まれている。

生活保護の利用に至るまで

――約1年前から生活保護を利用されているそうですが、利用するまでにどのような経緯がありましたか。

 

それまでに数十社で働いていました。すぐ辞めてしまったところもあれば、1年くらい続いたところもあります。辞めた原因はほとんどが人間関係の悪化で、あとは体調面です。

 

 

実家には20代半ばまでいたんですが、家族も火の車でした。

 

母子家庭ということもあってもともと経済的に厳しく、姉がキャバクラで働いて家計を支えるような状況で。そんな生活が嫌になって、家族とは縁を切りました。

 

「生活保護」という4文字は、突然降って湧いたわけではなくて、何年も前から頭の中で点滅していました。

 

よく生活保護を受けるようになったきっかけを聞かれるんですが、そんなものはないです。ただ切羽詰まって生活が立ち行かなくなった。それだけです。

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特集 生活保護バッシング:生活保護の利用は“恥”なのか 全11回
0章 はじめに
1章 生活保護バッシングが生む弊害
2章 イメージで語られがちな生活保護の実態
3章 「ジャンパー事件」から2年、小田原市の改革
4章 安部コラム
生活保護バッシング
全11回
1-1.「恥ずかしいことだと思っていた」、ある生活保護利用者の告白