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父親側から見る父子家庭
2020/4/22(水)
いま父子家庭はどのような困難に直面しているのか
2020/4/22(水)
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構造化特集 : 父子家庭
構造化の視点

「ひとり親」と言えば反射的に母子家庭が想起され、これま

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「ひとり親」と言えば反射的に母子家庭が想起され、これまで可視化されてこなかった父子家庭の実態。父子家庭をめぐる問題には、家族のあり方や「男性社会」とも言われる日本の労働慣行、社会支援のあり方といった多岐にわたる論点が凝縮されている。父子家庭を「父」「子」「社会」という視点に分け、問題の構造を探る。

「ひとり親」と言えば反射的に母子家庭が想起され、これまで可視化されてこなかった父子家庭の実態。父子家庭をめぐる問題には、家族のあり方や「男性社会」とも言われる日本の労働慣行、社会支援のあり方といった多岐にわたる論点が凝縮されている。父子家庭を「父」「子」「社会」という視点に分け、問題の構造を探る。

「ひとり親」と言えば反射的に母子家庭が想起され、これまで可視化されてこなかった父子家庭の実態。父子家庭をめぐる問題には、家族のあり方や「男性社会」とも言われる日本の労働慣行、社会支援のあり方といった多岐にわたる論点が凝縮されている。父子家庭を「父」「子」「社会」という視点に分け、問題の構造を探る。


「父子家庭にも、見えない貧困がある」――。

 

そう語るのは、全国父子家庭支援ネットワーク代表理事で、自らも父子家庭の父である村上吉宣さんだ。

 

メディアなどで子どもの貧困問題とセットで語られることが多い母子家庭に対し、父子家庭が経済的に困窮していることが伝えられることは少ない。

 

「平成28年 全国ひとり親世帯等調査」(以下、本文中の数字は同調査によるもの)によれば、平均年間収入(母又は父自身の収入)は母子家庭が243万円である一方、父子家庭は420万円と、一見すれば貧困状態にあるとは言えないことがうかがえる。

 

「ですが、これはあくまで平均として出ている結果であり、父子家庭のなかでも貧困に直面している世帯は少なくありません」と話す村上さんは次のように続ける。

 

「たしかに数字だけを見ると、父子家庭は母子家庭よりも収入が高いですが、住宅ローンなどを抱えていれば返済もあって家計が苦しいというケースがあります。そうした見えない貧困があると同時に、父親は収入を維持するために仕事や長時間におよぶ働き方を変えられず、育児にまで手が回っていないことも多いんです」 

どのようにしてひとり親になるのか

経済的な苦しさに限らず、ひとり親になることは当然ながらふたり親以上に、さまざまな困難に直面しやすくなることを意味する。

 

では、そもそも母子や父子の家庭は、どのような理由で「ひとり親」になるのか。

 

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編集長からのメッセージ
構造化特集 : 父子家庭
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CONTENTS
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父親側から見る父子家庭
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子ども側から見る父子家庭
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社会から見る父子家庭
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