「ひとり親」と言えば母子家庭が想起され、可視化されてこ
「ひとり親」と言えば母子家庭が想起され、可視化されてこなかった父子家庭の実態。父子家庭をめぐる問題には、家族のあり方や「男性社会」とも言われる日本の労働慣行、社会支援といった論点が凝縮されている。父子家庭を「父」「子」「社会」という視点に分け、問題の構造を探る。

「ひとり親」と言えば母子家庭が想起され、可視化されてこなかった父子家庭の実態。父子家庭をめぐる問題には、家族のあり方や「男性社会」とも言われる日本の労働慣行、社会支援といった論点が凝縮されている。父子家庭を「父」「子」「社会」という視点に分け、問題の構造を探る。
「ひとり親」と言えば母子家庭が想起され、可視化されてこなかった父子家庭の実態。父子家庭をめぐる問題には、家族のあり方や「男性社会」とも言われる日本の労働慣行、社会支援といった論点が凝縮されている。父子家庭を「父」「子」「社会」という視点に分け、問題の構造を探る。
「公園に子どもを連れて行くとママばかりで、娘と僕は目立つ存在になってしまうこともありました。娘に『いつもお父さんと一緒だね』と声をかけてくれる人もいて……」
そう語るのは、持田貴之さん。10年ほど前に離婚し、それ以降、父子家庭として娘との2人生活を送ってきた。現在は練馬区ひとり親福祉連合会会長も務め、これまでに父子家庭に関する相談も150件ほど受けてきたという。
「父子家庭の問題は、社会のあり方に根ざした問題でもある」と話す持田さん自身は、どのような父子家庭生活を送り、どのような問題に直面してきたのか。
子育てしようと思うほど収入も減る
――持田さんは、どのような経緯でシングルファザーになったのでしょうか。
10年以上前に国際結婚をしたんですが、娘が3歳のときに離婚して妻が帰国してしまったので、僕が親権を持つことになりました。
父子家庭になったばかりの頃は本当に大変でした。娘を保育園に入れようにも半年くらい決まらず、その間は仕事もできませんでしたから。
僕は自営業で建築デザイナーをしていて、それまで仕事が100%だったのが、父子家庭になって仕事を50%にしないと生活できなかった。自営業だと、仕事の量を50%減らせば、当然収入も50%になります。

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるこんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。
「知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。
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