2018年5月、タイ南部の海岸に一頭のクジラが打ち上げられた。体長約4.5メートルのクジラは間もなく死亡した。
研究者らがそのクジラを解剖したところ、体内から約80枚のビニール袋が見つかり、それが原因で栄養をとれなくなって死んだと見られている。
同12月には、インドネシアの海岸に打ち上げられたクジラから、大量のプラスチックごみが見つかった。
このクジラは体長約9.5メートル。死因との直接的な関連はわかっていないが、クジラの胃袋からは、2足のビーチサンダル、115個のコップ、25枚のビニール袋、4本のペットボトルなどが見つかったという。
世界自然保護基金(WWF)は、このクジラが飲み込んだとされるプラスチックごみの写真をTwitterに掲載している。
5,9 kg sampah plastik ditemukan di dlm perut paus malang ini! Sampah plastik yaitu: plastik keras (19 pcs, 140 gr), botol plastik (4 pcs, 150 gr), kantong plastik (25 pcs, 260 gr), sandal jepit (2 pcs, 270 gr), didominasi o/ tali rafia (3,26 kg) & gelas plastik (115 pcs, 750 gr). pic.twitter.com/ZFWZgkbnzu
— WWF-Indonesia (@WWF_ID) 2018年11月19日
クジラから出てきたプラスチックごみの総重量は6キロにも及んでいた。
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