

2050年、海に漂うプラスチックごみの量は、世界の海中
2050年、海に漂うプラスチックごみの量は、世界の海中の魚を合わせた量を上回るとも試算されている。そうした海洋汚染問題の主な原因は、私たちが大量消費しているプラスチックごみです。リサイクルされていると思われていた資源は、実は「循環」していないという現実も。プラスチックがごみになった「その後」を構造的に考えます。

2050年、海に漂うプラスチックごみの量は、世界の海中の魚を合わせた量を上回るとも試算されている。そうした海洋汚染問題の主な原因は、私たちが大量消費しているプラスチックごみです。リサイクルされていると思われていた資源は、実は「循環」していないという現実も。プラスチックがごみになった「その後」を構造的に考えます。
2050年、海に漂うプラスチックごみの量は、世界の海中の魚を合わせた量を上回るとも試算されている。そうした海洋汚染問題の主な原因は、私たちが大量消費しているプラスチックごみです。リサイクルされていると思われていた資源は、実は「循環」していないという現実も。プラスチックがごみになった「その後」を構造的に考えます。



「2042年までに、不要なプラスチックをゼロにするーー」
2018年1月、イギリスのメイ首相はそう発表し、2019年からストローや綿棒といった使い捨てプラスチックの販売を禁止する方針を示した。
「プラスチックごみは世界が直面する最大の環境問題の一つ」とメイ首相が語るように、いま世界では使い捨てプラスチックごみの問題に対する取り組みが活発化している。
その背景には、近年クローズアップされた海洋プラスチックごみの問題がある。
Shutterstock.com
プラスチックごみがもたらす弊害は拡大し続けており、それによって、私たちのプラスチックに依存した生活のあり方が問われ始めている。
プラスチック消費大国の日本
軽くて安価なのに丈夫ーー。プラスチックは私たちの生活に大きな恩恵をもたらしてきた。食品を包装する容器や買い物の際のレジ袋など、いまやプラスチックのない社会は考えられなくなっている。
...

構造化ライブラリ
もっと見る
この記事は有料会員限定です。
社会問題をより深く、構造的に理解するために、リディラバジャーナルを購読してみませんか?










