“孤育て”に寄り添う反ワクチン派 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
ワクチン接種へのためらい:怖がる私が悪いのでしょうか?
第二回

“孤育て”に寄り添う反ワクチン派

「『じゃあ打ちますよ』って、注射器を持ったお医者さんを前にして『予防接種って本当に大丈夫なんですか』『何かあった時、補償受けられるんですよね』なんて聞ける人、そうそういないと思うんです。だから、モヤモヤをひとりで抱えてしまう」

 

そう語るのは、二児の母・大和田朋子さん(仮名)。

 

(写真AC)

数千人に1人の確率であっても…

大和田さんが不安を抱くように、予防接種は100%安全とは言えない。

 

たとえば、おたふく風邪。国立感染症研究所によると、予防接種を受けたのち、2000〜2500人に1人が無菌性髄膜炎となった。

 

しかし、自然感染の場合は約80人に1人が発症。

 

(参考:国立感染症研究所

 

つまり、予防接種を受けないより受けた方が健康のためによいという判断されたからこそ、行われているという大前提がある。

 

(ぱくたそ)

 

とはいえ、「『数千人に1人、数万人に1人の確率ですよ』と言われても、その1人が我が子だったらと思うと、何の気休めにもならないというのが正直な気持ちでした」と大和田さんは、予防接種への不安を抱いていた当時の心境を振り返る。

 

「そんなときにその気持ちに寄り添って『わかるよ、不安だね。打たないという選択肢もあるよ』と言われると、グラッときますよね」

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ワクチン接種へのためらい
全6回
1-2.“孤育て”に寄り添う反ワクチン派