ソーシャルセクターにおける“性と分断”をどう乗り越えるか
ソーシャルセクターにおける“性と分断”をどう乗り越えるか
社会には“性”が引き起こす分断が根強く存在し、性に関連するソーシャルビジネスやソーシャルアクションを起こすときも壁として立ちはだかる。分断を乗り越えるためには、何が必要なのか。
重度身体障がい者に対する射精介助サービスや、風俗嬢向けの法律相談事業などを提供する坂爪真吾さんがモデレーターとなり、風俗嬢のセカンドキャリア支援に取り組んできた角間惇一郎さん、元風俗嬢で性教育や感染症予防の啓蒙活動を行う水嶋かおりんさんと共に、あまり表立って議論されることのない性にまつわる分断と解決策を探った。
※本記事はリディラバが主催するカンファレンスR-SICのセッション「その分断、性が原因かも?」を記事にしたものです。
分断の背景には、消化できていない感情がある?
角間惇一郎 10年ほど性風俗の分野で活動してきましたが、いまだに性のことって、すごく怖いというか触れたくないなという思いがあります。
ジェンダーとかフェミニズムとか、ちょっと語るだけで「あいつ男のくせに」と言われたりするので……。
性をテーマにした時点で男性と女性に分かれ、“自分側じゃない人たち”ができてしまいますよね。

風俗嬢のセカンドキャリア支援に取り組んできた角間さん。
LGBTも含めて考えたら、より細分化された“自分側じゃない人たち”がいることになる。
そうした中で性に関する話をすると、「自分側じゃない領域について好き勝手語っているんじゃない」とご指導をいただく機会が少なくありません。
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