「トイレに行くのも一苦労」な先生の日常 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
教員の多忙化:学校現場のブラックな実態
第一回

「トイレに行くのも一苦労」な先生の日常

「学校に着くととりあえず自分のクラスに顔を出すんですが、朝の会では担任不在の隣のクラスに移動。自分のクラスにいるのは授業1時間と給食、帰りの会だけなんてこともありました。卒業式間近は連日午後10時、11時まで学校にいて、いちばんひどい時は午前2時までいたことも。毎日つらくて泣いていました

 

そう過去の勤務状況を振り返るのは、西日本の公立小学校に勤務する20代の女性教員、矢嶋菜々さん(仮名)。

 

(milatas/Shutterstock.com)

 

2018年9月27日、文部科学省は「教員勤務実態調査」(2016年度実施)の分析結果を公表した。それによると、公立小中学校教員の平均時間外勤務(以下、残業時間と表記)はそれぞれ59時間、81時間。

 

とくに中学校教員については、「過労死ライン」とされる月80時間を超えているという衝撃の結果だった。無論、小学校教員も個々に見ていくと、過労死ラインを超えて働く人が数多くいることがわかっている。

 

現場で奮闘する教員たちはどのような日々を送り、多忙な教員生活についてどう思っているのか。その生の声を聞いた。

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教員の多忙化
全10回
1-1.「トイレに行くのも一苦労」な先生の日常