複雑・多様・増大化する教員の仕事 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
教員の多忙化:学校現場のブラックな実態
第四回

複雑・多様・増大化する教員の仕事

「日本の学校教育はいわゆる『知・徳・体』を身につけるということで、教員の担う業務が諸外国と比べ広範に設定されています」

 

そう日本の学校の特徴を説明するのは、文部科学省初等中等教育局の企画官・佐藤人海さん。

 

日本型学校教育について説明する佐藤さん。

 

「たとえば欧米であれば、学校教育は知に特化したかたちで行われており、徳育については教会や家庭で、体育については地域のスポーツクラブが担うといったかたちが一般的です。一方日本の学校教育は、徳育に関して言えば生徒指導を行い、体育に関しては部活動指導がある。このように、広範な業務を教員が担っているのが実情です」

 

教育とは何も学校だけで行われるものではない。家庭でも、地域でも行われるものであるし、実際行われてきた。

 

しかし、日本の学校教育は歴史的に、諸外国では家庭や地域で行う教育も担ってきた。この“役割分担”が、現在の教員の多忙化にも影響している

 

今回は、こうした日本型学校教育を行う学校と家庭・地域の関係や、社会の変化と学校の関係性から、教員の多忙化について考える。

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教員の多忙化
全10回
2-1.複雑・多様・増大化する教員の仕事