誰もが一度は見たことがあるホームレスの人々。彼・彼女ら
誰もが一度は見たことがあるホームレスの人々。彼・彼女らはなぜホームレスになるのか。ホームレスに「なるとき」に失うもの、「なったとき」に抜け出せない仕組み、「脱するとき」のハードルの高さに視点を起き、「構造化」します。
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「船橋はひどいんだよ。ホームレス同士のいじめがすごくて。人間づきあいのストレスがすごくて、それで池袋に移動してきたんだよね。池袋はいい。お互いそこまで干渉しないから」
これはあるホームレス経験者の人の言葉だ。
「お互い干渉がない」ホームレス経験者がそう語る池袋。
「一般社会で人間関係がきついと、路上でも一緒だと思いますね」
そう語るのは、なべさん(仮名)。精神障害があり、20年近く路上とカプセルホテルなどを行ったり来たりするホームレス状態だった。
ホームレス、とくに路上生活において、どのような人間関係があるのか。その人間関係は日々の暮らしにどのように影響しているのか。また、障害者がホームレスから抜け出せないことに、人間関係はどのように関わるのか。
前回、知的障害や精神障害のある人がホームレスとなる際、1章で見た場合と同じように、家族という「資産」を欠くことが大きく影響していることを紹介した。
では、ホームレスとして暮らしていくときの苦労も同じかというと、そこにはやはり、障害があるゆえの苦労があり、それは冒頭のなべさんの言葉にあるように「人間関係」に関わる苦労、困難だった。
今回も、なべさんのストーリーを中心に、どんな苦労、困難があるのかを見ていく。
見よう見まねで。隅田川のベンチで寝起き
なべさんは東京都足立区の出身で、45歳。20年近く、カプセルホテルや路上を行き来するホームレスだった。
ホームレスとなったきっかけは、スナック通いで作ってしまった借金の取り立て。会社をクビとなり、母親やきょうだいと暮らす家からも追い出されてしまう。
池袋のベンチ。最近は寝ることのできないこうしたかたちのベンチが街に増えています。
なべさんは次のように話す。
家を出されたあと、どうしようかと思いました。そのとき持っていた少しのお金で寝床を探さなければと思っていたので、路上生活はどういうものだろうと考えました。
実家が足立区で、足立区の近くの浅草に隅田川という川があり、そこのベンチで寝ている人が結構いて、「こういうとこでも生活できるのだ」と思いました。それで、そこで寝ていました。
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日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
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続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
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1月1日、能登半島地震が発生しました。亡くなられた方々に心よりお悔やみを申し上げますとともに、被害に遭われたすべての方にお見舞い申し上げます。
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続きをみるみなさんこんにちは、リディラバの鈴木です!今回は、リディラバジャーナルで公開中の構造化特集「地域医療」の冒頭をこちらのnoteでも公開します。何かあったら病院で治療が受けられる。私たちの「当たり前」を維持するために、様々な課題を抱えながら尽力する医療現場の姿を知ってもらえたら嬉しいです。
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この投稿はリディラバジャーナル会員限定のFBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。
******みなさん、こんにちは!担当した構造化特集「地域医療 超高齢化社会に必要な『撤退戦』」が本日より公開となりました!今日は特集内には書いていない、特集に込めた思いをご紹介させてください。
続きをみる※この投稿はリディラバジャーナルの会員限定FBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。*****みなさん、こんにちは!!!リディラバジャーナルの井上です。
今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m
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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。
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編集部の井上です。今日は、
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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。
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