「道具を変える」「船をつくる」 ヤフー社長から東京都副知事へ チームで挑む都庁のDX(前編)

「道具を変える」「船をつくる」 ヤフー社長から東京都副知事へ チームで挑む都庁のDX(前編)
「紙の王国」
東京都副知事として、都政のデジタル化に挑む宮坂学さんは、就任当初の都庁の様子をこう表現する。
日本を代表するテック企業、ヤフー株式会社の代表取締役を経て、東京都の副知事に就任した宮坂さん。
民と官、全く異なる世界でデジタルと向き合ってきた宮坂さんは、いまどのように都政のデジタル化を推進しているのか。リディラバジャーナル編集長の安部敏樹がインタビュー。
人口減少時代、「DX化」の重要性が叫ばれるものの、多くの自治体・企業はその実現に課題を抱えている。
先進的な取り組みを重ねる東京都の副知事・担当職員への連続インタビューから、DX化のヒントを探る。
1997年ヤフー株式会社入社、2012年同社代表取締役社長、2018年同社取締役会長を歴任。ヤフー退社後の2019年7月東京都参与に就任、同年9月に副知事に就任し、CIOとして都政のデジタル化を推進中。2023年9月に事業をスタートする「GovTech東京」の代表理事に就任予定。また、東京を世界で最もスタートアップフレンドリーな都市にするための戦略にも取り組み、2024年5月に開催予定のグローバルスタートアップイベントの実行委員長を務める。
きっかけは「逆営業」
ヤフーから都庁へ 異例の転身の裏側
安部
お久しぶりです、今日はどうぞよろしくお願いします。
宮坂
よろしくお願いします。
安部
多くの自治体が、デジタル化・業務効率化の必要性を感じながらも、なかなか推進に苦しんでいる中で、東京都は「ペーパーレス・はんこレス」「オープンデータの活用」「デジタル人材の育成」など、様々な取り組みを推進できているのが印象的で。
今日は都政のDXがどうなっているのか聞いていきたいんですが、まずは宮坂さん自身のお話から。
ヤフーの社長から東京都の副知事へ「異例の転身」と話題になりましたが、どんな経緯で都政にチャレンジすることになったのですか。
宮坂
僕は最初、東京都庁に営業に行ってたんですよ。
Zホールディングスの事業として自転車のシェアリングとか、ブロックチェーンを使った自治体トークンとかの営業をしに行ったのが最初の接点。
安部
そこから逆営業をかけられたんですか(笑)
宮坂
そうそう(笑)
最初、小池都知事に営業をしていたら、面白いから都庁の幹部向けに話をしてほしいと言われて。
安部
営業トークがうまく刺さったわけですね。
宮坂
で、講師として職員の皆さんに話をさせてもらったところ、「それもう都庁でやったらどうですか?」という話になりました。
安部
そのお誘い、なぜ受けようと思ったんですか。
宮坂
今振り返ると、ヤフーでの仕事にある程度の達成感があったと思います。
ネット業界の黎明期、何もないようなところから、メディアとかECとか決済とか、あらゆる事業に携わらせてもらって。
すごく面白かったし好きだったけど、まんねり感も増えてきた。
そんなタイミングだったこともあって、行政という新しいチャレンジをしてみようと思いましたね。
「やるべきことが無数に」
宮坂さんが最初にやったこと
安部
で、副知事に就任したのが4年前の2019年ですね。
シェアリングとかブロックチェーンとか、言ってみれば非常に夢のあるテーマを入り口に都政に加わったと思うんですが、実際に就任してみての印象はどうでしたか。
宮坂
夢を語るより先にやるべきことが無数にありましたね。
まず、紙使うのやめようみたいな。(笑)
みんなで集まって会議する時にも、誰1人PCを持ってこなくて、代わりに大量の資料が印刷されて人数分置いてある。紙の王国かよと思いましたね。
安部
Wi-Fiも無かったんですよね。
宮坂
就任当時は無かったですね。全体的にデジタル化が民間から20年くらい遅れているような印象でした。
安部
前職とは天と地ほどの違いですよね。そんな状況の中で、宮坂さんはまず何から取り組んだんですか。
宮坂
まず道具を変えよう、と思いました。
安部
道具を変える。
宮坂
世界に誇れるスマートシティを作ろう!って会議を紙でやってるのって、もはやコントじゃないですか。
良質なアウトプットを出そうと思ったら、アウトプットを出すために使っている道具も、その使い方も良質にしないといけない。
Wi-Fiの整備はもちろん、スマホで仕事の情報にアクセスできるようにしたり、ペーパーレスを徹底したりと、職員が日常的に触れる物、使う物を変えました。
安部
聞いてみると非常に納得感がありますけど、その状況を見て同じように道具を変えよう、と課題設定ができる人はきっと多くないですよね。
どうして道具を変えようという発想に至ったんですか。
宮坂
実はこれ、ヤフーでの経験から来てるんです。

ニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるみなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
続きをみるみなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみるみなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
続きをみるみなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
続きをみるみなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
続きをみるみなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
日々流れてくるさまざまなニュース。一見、局所的で自分とはかかわりのないように見えるニュースも、その出来事をとりまく社会課題を知ると、見え方が大きく変わってくるはず。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ! リディラバジャーナル
みなさん、こんにちは!リディラバジャーナルです。
続きをみる