虐待通告の増加に奔走する児童相談所のいま | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
児童養護施設:孤立の連鎖を断ち切る
第二回

虐待通告の増加に奔走する児童相談所のいま

「何万人の子どもの命を救ったところで褒められることなく、どこかで誰かひとりの子どもが命を落としたら、袋叩きになる。家庭を訪問すれば、『子どもを盗みに来た』と言われ、刃物を向けられることもある。でも、待遇がとくに良いわけでもない。こんなブラックな仕事あるでしょうか」

 

児童相談所(以下、児相)の仕事について、こう話すのは東京都清瀬市にある児童養護施設「子供の家」施設長の早川悟司さん。

 

児童養護施設「子供の家」施設長の早川さん。

 

早川さんは「子どもに関わることが大きなリスクになっている。これでは児相で働きたいと思う人もいなくなってしまう」と懸念を示す。

虐待通告件数増加に追いつかない人員

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特集 児童養護施設:孤立の連鎖を断ち切る 全12回
0章 はじめに
1章 児童養護施設の入所背景
2章 児童養護施設にたどり着くまで
3章 児童養護施設の内実
4章 児童養護施設からの巣立ち
5章 児童養護施設に入れなかった子どもたち
6章 安部コラム
児童養護施設
全12回
2-1.虐待通告の増加に奔走する児童相談所のいま