児童福祉の対象になるのはいつまで?“措置解除”を考える | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
児童養護施設:孤立の連鎖を断ち切る
第七回

児童福祉の対象になるのはいつまで?“措置解除”を考える

児童養護施設の子どもは、早ければ義務教育を終えた15歳で、ひとりで生きていくことを余儀なくされる。

 

しかし児童養護施設に入所しているのは、親がいなかったり、親の虐待や病気などで家庭で暮らせなかったりする子どもだ。

 

本来、ケアやサポートを必要としているはずの彼・彼女らが、10代半ばで自立を迫られるのはなぜなのか。

 

「一度かかわったら、かかわり続ける」

「実は、高校を中退する子どもたちは、施設から出ていかなければならないことがあるんです。本来、進学できなかったり、学校に適応できなかったりする子どもほどケアが必要にもかかわらず、早く退所を迫られる。この業界の抱える大きな矛盾です」

 

東京都清瀬市の児童養護施設「子供の家」施設長の早川悟司さんはこう苦言を呈する。
 

児童養護施設「子供の家」施設長の早川さん。

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特集 児童養護施設:孤立の連鎖を断ち切る 全12回
0章 はじめに
1章 児童養護施設の入所背景
2章 児童養護施設にたどり着くまで
3章 児童養護施設の内実
4章 児童養護施設からの巣立ち
5章 児童養護施設に入れなかった子どもたち
6章 安部コラム
児童養護施設
全12回
3-2.児童福祉の対象になるのはいつまで?“措置解除”を考える