2019年、幼い児童の虐待死やそれに伴う児童相談所への
2019年、幼い児童の虐待死やそれに伴う児童相談所への批判が大きなニュースとなった。しかし、保護された子どもの「その後」や、保護されなかった子どもが語られることは多くない。今回は虐待を受けた子どもが多く暮らす「児童養護施設」をテーマに、課題を構造化する。

2019年、幼い児童の虐待死やそれに伴う児童相談所への批判が大きなニュースとなった。しかし、保護された子どもの「その後」や、保護されなかった子どもが語られることは多くない。今回は虐待を受けた子どもが多く暮らす「児童養護施設」をテーマに、課題を構造化する。
2019年、幼い児童の虐待死やそれに伴う児童相談所への批判が大きなニュースとなった。しかし、保護された子どもの「その後」や、保護されなかった子どもが語られることは多くない。今回は虐待を受けた子どもが多く暮らす「児童養護施設」をテーマに、課題を構造化する。
食卓を囲んで雑談をする2人の青年。年齢を尋ねると、「何歳か当ててみてください!」とにっこり笑う。
まだあどけなさが残る彼らは16歳。中学校を卒業したばかりの年齢だが、みずからの生計をたてるために働きながら暮らしている。彼らが暮らすのは、社会的養護の“最後の砦”とも言われる「自立援助ホーム」だ。

自立援助ホーム「湘南つばさの家」。
自立援助ホームには、何らかの理由で家庭にいられなくなり、働かざるを得なくなった15歳から22歳までの青少年が、サポートを受けながら暮らす。
入居費用は、施設によって異なるが、光熱水費や食費などを含めて月に3、4万円ほど。働きながら、一人暮らしをしていくうえで必要となる初期費用や引っ越しのための資金を貯めて、自立の準備をする。
公的支援からこぼれ落ちてしまう子どもたち
「ここに来る子どもたちは、親から暴力を受けていたり、何らかの事情で家庭に居場所がなかったりします。彼らは、『こんな自分は生きていてもしょうがない』『価値のない人間だ』と心のどこかで思っている。自分に自信がないことも多いです」
25年間自立援助ホームの運営に携わる、湘南つばさの家(神奈川県)ホーム長の前川礼彦さんはこう話す。

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるこんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。
「知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。
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