【上原大祐×安部敏樹】障害者視点で見る、東京五輪への懸念
【上原大祐×安部敏樹】障害者視点で見る、東京五輪への懸念
元パラリンピック銀メダリストアスリートの上原大祐さんは、生まれながらの障害を持つ車椅子ユーザー。
障害者と健常者の共創を目指しNPO法人D-SHiPS32の代表を務め、障害者の理解促進にも取り組んでいる。
可視化されづらい障害者の不便や障害者側の課題、障害者から見た東京五輪への懸念などについて、リディラバ安部が聞いた。
※本記事は、上原大祐さんと安部敏樹による対談記事の後編です( 前編 / 中編 )。
アメリカ人はチームを作るのがうまい
安部敏樹 上原さんはアメリカでも暮らされていましたが、日本と比べてバリアフリーはじめ、障害者にとってどんな違いがあると感じましたか。
上原大祐 バリアフリーというハードの面に関しては、日本のほうが上だと感じましたね。アメリカは駅にエレベーターがなかったりしますから。
安部 それは、なんでなんですか。
上原 うーん、なんでしょうね。ただ彼らはエレベーターがないならないで、みんなで持ち上げてやろうという空気感があった。
それが日本だと、車椅子に触りたくないとか、変に関わって怪我させても嫌だから、エレベーター付けることで健常者が障害者と関わらないとかはあるかもしれない。
安部 うん、なんかわかります。
上原 アメリカ人はチームを作るのがすごくうまいなと感じましたね。車椅子の自分が階段の前に来て、「ヤベぇ、階段しかない」となったら、必ず誰かが声を掛けてくれます。
それで声掛けてくれた人が、その場にいる周りの人を「ちょっと、ちょっと」と呼び寄せて、持ち上げて階段を上がらせてくれる。そういったチームがごく自然にできますから。...

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