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    • 特集「2020年代のギャンブル依存」第5回を公開 ギャンブル依存支援の課題

      依存状態は本人も周囲も気づきにくく、家族も相談先へつなげづらい。さらに受け皿不足や地域間格差が、当事者の前に壁として立ちはだかる——。第5回では、依存当事者への支援の構造的な課題を明らかにします。記事はこちらから。

      2026/3/24(火)
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      いま、支援現場では若者からの相談が増えています。若者にとってのギャンブル依存は、生活を壊すだけでなく、学びやキャリアといった「これから」を直撃しうる恐れも。2020年代のギャンブル依存が若者にとってハイリスクである構造を明らかにします。記事はこちらから。

      2026/3/17(火)
構造化特集
高齢者虐待 第2回
公開日: 2020/3/23(月)

年間10万人の「介護離職」その防止策とは

公開日: 2020/3/23(月)
構造化特集
高齢者虐待 第2回
公開日: 2020/3/23(月)

年間10万人の「介護離職」その防止策とは

公開日: 2020/3/23(月)
構造化の視点

急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加してい

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急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加している。加害者の多くは、介護者家族だ。しかし「加害者」とされる介護者もまた困難に直面している。特集では「被介護者」「介護者家族」「介護施設職員」それぞれが抱える課題に着目。高齢者虐待が引き起こされる要因を探っていく。

急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加している。加害者の多くは、介護者家族だ。しかし「加害者」とされる介護者もまた困難に直面している。特集では「被介護者」「介護者家族」「介護施設職員」それぞれが抱える課題に着目。高齢者虐待が引き起こされる要因を探っていく。

急速に高齢化が進むなかで、高齢者虐待の件数も増加している。加害者の多くは、介護者家族だ。しかし「加害者」とされる介護者もまた困難に直面している。特集では「被介護者」「介護者家族」「介護施設職員」それぞれが抱える課題に着目。高齢者虐待が引き起こされる要因を探っていく。


「虐待によって保護されてくる高齢者の方は、怯えた動物の目をしていて……。私が肩より高く手をあげると、ビクッとする感じでした。多分もう二度と人を信用することはないんだろうな、と思いました」

 

こう語るのは、NPO法人となりのかいご代表の川内潤さん。川内さんは施設職員として、虐待により一時保護され、施設にやってきた高齢者の姿をみてきた。

 

行政が「虐待」と認定した場合、被介護者の安全を守るために、本人の意思も介護者の意思も無視して、強制的に分離せざるを得ないこともある。そんな状況を目の当たりにして、川内さんは「もっと手前で止める方法があるはずではないか」と感じたという。

介護離職のリスクとは

高齢者虐待の件数は増加傾向にあり、2018年度は過去最多の1万7870件。そのうち96%以上が家族や親族などの介護者によるものだ。

 

こうした虐待を未然に防ぐために、川内さんは「介護離職」を防ぐ取り組みに力を入れている。
 

NPO法人となりのかいご代表の川内さん。著書に『もし明日、親が倒れても仕事を辞めずにすむ方法』(ポプラ社)。毎週月曜日に介護のお悩みに答えるポッドキャストも配信している。

 

社会の高齢化に伴って介護を必要とする人は増え、介護や看護を理由に離職する人も増加傾向にある。「平成30年就業構造基本調査」によれば、離職者全体の2%ほどではあるが、その数は年間、約10万人に及ぶ。

 

介護離職にはどのようなリスクがあるのか。ダイヤ高齢社会研究財団「仕事と介護の両立と介護離職に関する調査」(2015年)によれば、仕事と介護との両立のために転職した人の平均年収は、ほぼ半減。転職前に比べて男性は約4割、女性は約5割、平均年収が下がっている。

 

また、正社員から介護のために転職した人のうち、転職先でも正社員として働く人は男性は3人に1人、女性は5人に1人にとどまる。

 

経済的余裕がなくなれば、介護保険サービスの利用を制限せざるを得なくなり、介護者が介護に従事する時間が増える。つまり、経済的困窮は介護疲れやストレスにもつながりうる。

 

虐待に至る背景には複数の要因があるが、厚生労働省の調査によると、介護者による虐待発生の理由としてもっとも多いのは「介護疲れ・介護ストレス」(25.4%)だ。

 

さらに外部との接点が減れば、孤立化していく可能性も高まる。

 

では仕事と介護の両立で困らないためにはどうすればいいのか。

...

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CONTENTS
intro
介護者家族
no.
1
no.
2
被介護者
no.
3
高齢者虐待防止の支援者
no.
4
no.
5
介護施設職員の疲弊
no.
6
no.
7
no.
8
安部コラム
no.
9