身近で遠い、ソーシャルベンチャーの経営者にとっての「障害と雇用」 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
障害者雇用:私たちにも“キャリア”をください。“障害”から見る「生きる」と「働く」
最終回

身近で遠い、ソーシャルベンチャーの経営者にとっての「障害と雇用」

私はリディラバという事業体を経営する経営者であるとともに、週末は小学生達のソフトボールチームの監督という顔がある。土曜日や日曜日になると、横浜のとある岡の上にある小学校に往復3時間をかけて通い、生意気な小学生達と一緒に白球を追う。

 

このソフトボールチームは、地域のコミュニティの中心にあったものだが、2年前に大人たちが放棄する形で解散した。そして色々な縁があり私が新たに監督を引き受けた。選手一人と監督一人からのスタートだった。

 

この3月に二人の小学6年生がチームを卒業していった。彼ら二人は私からするとまさにチームを共に立て直してきた同志だ。人数も足らず、試合すらも出来るかわからないチームに飛び込んできてくれ、メンバーを段々と増やす過程を共にしてきた。そして、一人はダウン症だった。

 

私のはとこの一人はとにかくアイドルが好きなチャーミングな男だ。そして耳が聞こえない。ろう者の場合は手話という独自の言語群(手話にもいくつか種類がある)があり、障害の中でも独特の文化圏を作っている。こういうことを昔に教えてもらえていた事は、今の仕事にとって助けになっている。私は幸運にも身近に障がいを持った人たちがいた。

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特集 障害者雇用:私たちにも“キャリア”をください。“障害”から見る「生きる」と「働く」 全10回
0章 はじめに
1章 働くを考える
2章 企業
3章 福祉事業所
4章 橋渡し
5章 当事者
6章 社会
7章 安部コラム
障害者雇用
全10回
7-1.身近で遠い、ソーシャルベンチャーの経営者にとっての「障害と雇用」