「指示がなければ動けない」刑務所と社会のギャップ | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
出所者の社会復帰:2人に1人が刑務所に戻る理由
第二回

「指示がなければ動けない」刑務所と社会のギャップ

「高齢の出所者の方だったらしいのですが、信号が青になったのに横断歩道を渡れないという話を聞きました。なぜかというと、『指示がないから』。刑務所内では、刑務官から『歩け』とか『右向け』といった指示を受け続けます。なので、出所後、指示がない環境に身を置くと、まともに社会生活を送れないケースもあるのです」

 

こう話すのは、日本財団「職親プロジェクト」担当の廣瀬正典さん。

職親プロジェクトとは再犯防止のため、刑務所出所者に就労の機会や教育を提供する取り組みです。企業が参加し、出所者に働く場と住居を提供しています。

刑務所内の実情について話す廣瀬さん。


廣瀬さんは2013年の発足当初から職親プロジェクトに携わるなかで、刑務所内が社会とかけ離れていることに問題意識を持ちました。

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