子どもの不登校が増え続ける中、子どもと学校の関係性をど
子どもの不登校が増え続ける中、子どもと学校の関係性をどのように捉え、子どもの成長を見守っていけばいいのか。特集では子どもの権利、保護者支援、学校や地域における不登校支援などの観点から関係者にインタビュー。子どもを取り巻く構造から「学校を絶対視する」価値観を問い直す。

子どもの不登校が増え続ける中、子どもと学校の関係性をどのように捉え、子どもの成長を見守っていけばいいのか。特集では子どもの権利、保護者支援、学校や地域における不登校支援などの観点から関係者にインタビュー。子どもを取り巻く構造から「学校を絶対視する」価値観を問い直す。
子どもの不登校が増え続ける中、子どもと学校の関係性をどのように捉え、子どもの成長を見守っていけばいいのか。特集では子どもの権利、保護者支援、学校や地域における不登校支援などの観点から関係者にインタビュー。子どもを取り巻く構造から「学校を絶対視する」価値観を問い直す。
「私が一番ドキドキしたのは、生活保護を利用する母子家庭でお母さんがしばしば自殺未遂をしてしまうケースでした。その子どもはお母さんが心配で学校に行けなかったんです」
日本スクールソーシャルワーク協会会長の入海(いるみ)英里子さんは、不登校を機に出会った子どものケースを振り返る。
前回取り上げた「スクールカウンセラー」が心理の専門家なのに対して、「スクールソーシャルワーカー」は学校を拠点とする福祉の専門家だ。子どもと、家庭や学校、地域など子どもを取り巻く環境に働きかけていくのがその特徴とされる。
では、彼・彼女らはどのように地域で不登校の子どもを支えていくのか。
不登校が家庭の課題発見のきっかけに
スクールソーシャルワーカーは不登校だけではなく、非行やいじめ問題、児童虐待など、さまざまな困難にぶつかっている子どもを支援する。そうしたなかで、不登校を機に家庭の課題を発見したケースも少なくないと入海さんは振り返る。
「家事を自分でやらなければいけなかったり、親がうつ病や統合失調症が発症しているかもと心配していたり……。とくにひとり親家庭だと子どもはひとりで問題を抱え込んじゃいますよね。それで学校に来れなくなってしまうケースもあります。それから親の暴力を見て育って、非行までいかないにしても外で徘徊している子どももいますし、経済的に苦しい家庭などで、親の手が回らず子どもが学校に来なくなることもあります」

日本スクールソーシャルワーク協会会長の入海さん。
そうした家庭の課題を学校が把握しきれないのも実情だ。たとえば、冒頭の自殺未遂をしてしまう母親の場合は、学校に複数回長文のFAXを送るなどしており、学校はクレーマーと捉えていた。また教員から掛け合っても母親は入海さんと会うことを拒んだ。
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