
更新日: 2022/11/23(水)
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更新日: 2022/11/23(水)
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今、少子化にもかかわらず、不登校の子どもは過去最多の1
今、少子化にもかかわらず、不登校の子どもは過去最多の16万人を超えます。また「学校問題」を理由に自殺してしまう子どもが毎年います。そんな現状を踏まえ、「学校に行かなくてもいい」と言われるようになりましたが、学校に行かない子どもの居場所は担保されているのでしょうか。不登校の子どもを取り巻く構造から学校を絶対視する価値観を問い直します。

今、少子化にもかかわらず、不登校の子どもは過去最多の16万人を超えます。また「学校問題」を理由に自殺してしまう子どもが毎年います。そんな現状を踏まえ、「学校に行かなくてもいい」と言われるようになりましたが、学校に行かない子どもの居場所は担保されているのでしょうか。不登校の子どもを取り巻く構造から学校を絶対視する価値観を問い直します。
今、少子化にもかかわらず、不登校の子どもは過去最多の16万人を超えます。また「学校問題」を理由に自殺してしまう子どもが毎年います。そんな現状を踏まえ、「学校に行かなくてもいい」と言われるようになりましたが、学校に行かない子どもの居場所は担保されているのでしょうか。不登校の子どもを取り巻く構造から学校を絶対視する価値観を問い直します。



今、不登校の子どもが増えている。文部科学省の調査によると、不登校の定義とされる病気や経済的な理由を除く、何らかの事情により年間30日以上欠席した小・中学生の数は16万4528人にのぼる。6年連続で増加しており、過去最多だ。
少子化にもかかわらず不登校の子どもが増えているのはなぜなのか。
不登校が増えている背景
19歳から約20年にわたって不登校にまつわる情報を発信してきた不登校新聞編集長・石井志昂(しこう)さんは、不登校増加の背景についてこう話す。
「以前は一度くらい首をくくらないと、親が不登校を許してくれないということが当たり前でした。ですが、今は死のうとするもう少し手前、たとえば学校に行こうとすると震えが止まらないとか、自分の髪の毛を抜いてしまう、泣き叫ぶ、そういった段階で親が不登校を認めてくれるようになった。それでもだいぶ追い詰められている状態ですよね。なので、まだ休みやすいと言えるほどではないと思っていますが、不登校に対するハードルは下がっていると思います」
不登校新聞編集長の石井さん。石井さん自身も中学2年生から不登校に。
ではどうして不登校に対するハードルが下がっているのか。千葉県フリースクール等ネットワークの代表であり、フリースクールネモを運営する前北海さんは次のように説明する。
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