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    • 特集「リディフェス2026」第2回公開。ウクライナ侵攻の当事者と考える、平和の意味と戦争の現実

      特集「リディフェス2026」第2回を公開しています。「ウクライナ」分科会では「平和とは何か」を起点に、戦争をどのように捉え、ウクライナで起きている戦争とどう向き合うのかを話し合いました。戦闘が止まることと、平和に暮らせることは同じなのか。当事者との対話から見えてきた、「戦争がないこと」だけでは捉えきれない平和の意味と戦争の現実を、記事でお届けします。記事はこちらから。

      2026/10/13(火)
    • 特集「リディフェス2026」第1回公開。起業だけではないアントレプレナーシップのあり方を考える

      特集「リディフェス2026」第1回を公開しています。「アントレプレナーシップ」分科会では、3人の登壇者が自分に合う場所や生き方を探し、現在の仕事や挑戦を見つけたその過程を語りました。一つの場所に「合わない」ことが、その人の可能性まで決めるわけではない。3人それぞれの“はぐれた先”から見えてきた、起業に限らないアントレプレナーシップのかたちを、記事でお届けします。記事はこちらから。

      2026/10/7(水)
    • 特集「リディフェス2026」始まりました!

      新特集「リディフェス2026」が始まりました!8月6日(木)に開催した招待制イベント「リディフェス2026」には、社会課題の現場で活動する大人、全国の中高生、ウクライナから来日した高校生・教員ら300人超が参加。分科会や少人数での対話、スタディツアー、中高生ソーシャルコンテストなどを通じて、世代や立場を越え、これからの社会について考えました。当日交わされた対話や、そこから生まれた問い・気づきを、記事でお届けします。イントロ記事はこちらから。

      2026/10/7(水)
構造化特集
外国人の健康 第2回
公開日: 2026/6/15(月)

病院に行くのをためらう——在住外国人を遠ざける言葉・お金・文化の壁

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構造化の視点

保険証があっても、必要な医療につながりづらい&mdas

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保険証があっても、必要な医療につながりづらい——。日本で暮らす在住外国人が増える一方、言葉や情報、制度、経済的負担などの壁が重なり、医療アクセスに困難が生じている。在住外国人が健康の困りごとを抱える要因、職場・学校・医療機関など受け入れ現場の課題、医療通訳や地域支援を支える仕組みの弱さ。在住外国人が必要な医療につながりにくい社会の構造を明らかにする。

保険証があっても、必要な医療につながりづらい——。日本で暮らす在住外国人が増える一方、言葉や情報、制度、経済的負担などの壁が重なり、医療アクセスに困難が生じている。在住外国人が健康の困りごとを抱える要因、職場・学校・医療機関など受け入れ現場の課題、医療通訳や地域支援を支える仕組みの弱さ。在住外国人が必要な医療につながりにくい社会の構造を明らかにする。

保険証があっても、必要な医療につながりづらい——。日本で暮らす在住外国人が増える一方、言葉や情報、制度、経済的負担などの壁が重なり、医療アクセスに困難が生じている。在住外国人が健康の困りごとを抱える要因、職場・学校・医療機関など受け入れ現場の課題、医療通訳や地域支援を支える仕組みの弱さ。在住外国人が必要な医療につながりにくい社会の構造を明らかにする。


オーディオブック(ベータ版)

リディラバジャーナル構造化特集「外国人の健康〜保険に入っていても、医療につながりにくい社会〜」。

 

第2回となる本記事では、在住外国人の健康問題の実態(1章)として、必要な医療へのアクセスを阻む「言葉の壁」「経済的な壁」「文化・心の壁」について見ていく。

 

 

第1回では、在住外国人が必要な医療につながりにくいことで、どのような問題が起きているのかを見てきた。

 

体調が悪くてもすぐに病院へ行けず、受診したときには症状が進んでいる。
医療機関ではなく、SNSや知人を頼って自己判断で対処する。
妊娠や出産について、誰にも相談できないまま孤立してしまう。

 

こうした状況は、一見すると本人が「病院に行かない」「相談しない」ことを選んでいるように見えるかもしれない。

 

しかしその背景には、必要な医療に向かう一歩を妨げる、いくつもの壁がある。

 

本記事では、前回取り上げた事例を例に出しながら、在住外国人の医療アクセスを難しくしている「言葉の壁」「経済的な壁」「文化・心の壁」を解説する。

自分の症状を説明できるか——病院に行きづらくさせる「言葉の壁」

体調が悪いとき、病院に行く。多くの人にとっては当たり前の行動だが、在住外国人の中には医療にかかることをためらうケースがある。

 

日本に18年在住し、医療通訳としても活動するベトナム国籍のDinh Thi Hong Nhung(ニュン)さんは、第1回でこう話していた。

 

Dinh Thi Hong Nhung(ディン・ティ・ホン・ニュン)
ベトナム出身。日本に定住して18年。医療通訳として、外国人住民が安心して医療を受けられるよう、医療機関と患者双方をつなぐ支援に携わる。言語面だけでなく、文化や生活背景の違いにも配慮した通訳・相談支援を行っている

 

「私の周囲にいるベトナム人を見ていると、体調が悪くてもすぐに病院に行かず、しばらく様子を見てしまう傾向があります。(中略)その結果、受診のタイミングが遅れ、病院に行った時には症状が進んでいて、重い状態になっているケースも少なくありません」

 

なぜ体調が悪くても、すぐに病院に行けないのか。

 

大きな要因の一つが言葉の問題だ。ニュンさんは自身の周囲にいるベトナム人についてこう話す。

 

「出稼ぎ目的で来日する人が多く、日本語が十分に話せない人は少なくありません。

 

病院に行くとまず問診票を書くと思うのですが、漢字だらけじゃないですか。普通の日本語でも難しいのに、自分の症状を説明したり、医療従事者の方の説明を理解したりする必要もあるので、とても大変です」

 

株式会社サーベイリサーチセンターの「令和6年度 在留外国人に対する基礎調査 報告書」(※1)によれば、日本語能力の会話について、「日常生活で必要な会話ができる」水準に達していない人は、合わせて31.6%にのぼる。
 

 

同調査はWeb調査であり、回答率は38.9%にとどまる。日本語や情報取得が難しさを抱える人ほど回答しにくい可能性があり、実際の割合はさらに高いことも考えられる。

 

また、日常会話ができることと、医療の場面で困らないことは違う。

 

体のどこが、いつから、どのように痛むのかを説明する。
医師の説明を聞き、検査や治療に同意する。
薬の飲み方や注意点を理解する。

 

こうした場面では、日常生活で使う日本語よりも、正確で専門的なコミュニケーションが求められる。

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リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
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CONTENTS
intro
在住外国人の健康問題の実態
no.
1
no.
2
no.
3
在住外国人を受け入れる側の課題
no.
4
no.
5
no.
6
支援の仕組みをつくる難しさ
no.
7