意図しない妊娠の割合が高い10代の妊娠。10代の中絶だ
意図しない妊娠の割合が高い10代の妊娠。10代の中絶だけでも1日あたり約40件、年間にして1万件以上行われています。本特集では、その背景に潜む性教育の課題や、避妊へのアクセスハードルの高さなどの社会の側の問題にフォーカス。性と生殖の自己決定を歪める社会の構造を考えます。

意図しない妊娠の割合が高い10代の妊娠。10代の中絶だけでも1日あたり約40件、年間にして1万件以上行われています。本特集では、その背景に潜む性教育の課題や、避妊へのアクセスハードルの高さなどの社会の側の問題にフォーカス。性と生殖の自己決定を歪める社会の構造を考えます。
意図しない妊娠の割合が高い10代の妊娠。10代の中絶だけでも1日あたり約40件、年間にして1万件以上行われています。本特集では、その背景に潜む性教育の課題や、避妊へのアクセスハードルの高さなどの社会の側の問題にフォーカス。性と生殖の自己決定を歪める社会の構造を考えます。
「女性活躍という言葉がこれだけ言われている中で、日本ではいまだに女性が主体で避妊法を選べません。自分のキャリアも含めて、どういう人生を歩んでいくのか考えていく上で、避妊は重要な問題なのに……」
こう話すのは、2018年に国際基督教大学を卒業した福田和子さん。同年、性や避妊にまつわる日本にないものについて発信する、「#なんでないの」プロジェクトを立ち上げた。

福田さんは、日本では性や避妊についての頼れる情報、悩みを気軽に相談できる場所、多様な避妊法へのアクセスが限られていると指摘する。
誰もが安心して頼れる性に関する情報を
第一回では、学校での性教育について取り上げたが、若者にとって身近な情報源としてインターネットがある。福田さんは、必要なときにいつでもアクセスできるネット上の情報を充実させていくことも重要だと言う。
「日本で避妊について検索して上位に表示されるのは、クリニックや企業のホームページなどです。そうすると、避妊法についての情報は得られるのですが、そこで販売している商品のことや、避妊の情報だけしか書かれていなかったりします。ですが、避妊について調べている背景には、もしかすると性暴力があるかもしれない。日本では性暴力について学校教育の中できちんと学ぶことがあまりないので、本人が暴力と認識していないことも多いんです。例えば相手が無理矢理コンドームをつけないことがあっても、そういうものだと思い込んでしまっている。なので、避妊とセットで、何が性暴力なのか認識してもらえる情報などが包括的に掲載されている必要があります」
気軽に性の悩みを相談できる場所がない
また、性にまつわる悩みを気軽に相談できたり、避妊具を入手したりしやすい環境も必要だ。

ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるこんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。
「知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。
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