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構造化特集
被災地とボランティア 第7回
公開日: 2018/4/5(木)

「明日の災害」に、動き出せる準備を今しよう

公開日: 2018/4/5(木)
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構造化の視点

被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階において

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被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階においても多くの人々が関わる必要があります。そして、初期段階でのボランティアとしてのかかわりが継続的な地域へのかかわりにつながります。本特集ではそうした復興段階を踏まえた上でのボランティアの初動という観点から、東日本大震災を振り返ります。

被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階においても多くの人々が関わる必要があります。そして、初期段階でのボランティアとしてのかかわりが継続的な地域へのかかわりにつながります。本特集ではそうした復興段階を踏まえた上でのボランティアの初動という観点から、東日本大震災を振り返ります。

被災地では、災害発生直後だけではなく、復興段階においても多くの人々が関わる必要があります。そして、初期段階でのボランティアとしてのかかわりが継続的な地域へのかかわりにつながります。本特集ではそうした復興段階を踏まえた上でのボランティアの初動という観点から、東日本大震災を振り返ります。


オーディオブック(ベータ版)

 リディラバジャーナル編集長の安部です。

 

全6回にわたる今回の特集、「被災地とボランティア:なぜ僕たちは被災地支援に行けなかったのか」はいかがだったでしょうか。

 

「初期段階での人の巻き込みと、支援の受け皿があること」「受け皿をきちんと把握し、外からのボランティアと上手に繋げていくコーディネーターの存在」「支援に入る側と地元の人との関係性」「継続的な支援につながるボランティアの満足感」「情報の発信」などが重要である事をみてきました。

 

これらが上手に機能することで、より多くのボランティアを長期的な視点で巻き込み、よりスムーズに復旧から復興段階に移行していく助けになることが今回の取材でわかってきました。

 

7年前の3月11日に生じた東日本大震災。それからの数ヶ月の事を、私は今でもよく思い出します。

 

リディラバは、直後から被災地でのスタディツアーの実施を検討しながらも、大学生の活動に向けたインターネット上での批判等を見ていく中で、スタディツアーを一度保留にし、別のアプローチに舵を切る事を決めました。

 

インターネット上で繰り広げられる、現地に行く事を自粛させてしまうような反応の根底には、今で言う「意識高い学生(笑)」たちへの抵抗感があったようにも思います。

 

しかしいずれにせよ、ボランティアという活動は人の共感を得て巻き込みの輪を大きくしてこそ力が発揮されます。

 

我々は被災地にボランティアを送る活動の開始を半年近く遅らせました。

 

その後実施した、我々のスタディツアーから被災地への移住を決めた若者たちもいました。

 

もっと早くから動き出していれば、もっと大きく被災地に貢献できた事があったのではないか。

その疑問が、今でも私の中で残っていた引っ掛かりです。

 

一方で、より早い段階から動き出した別のアプローチもありました。それが、被災地でのプライマリケアの医療支援プロジェクトを、裏方のロジスティックの面から担っていくという活動でした。

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リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
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ボランティアの巻き込み
no.
1
no.
2
ボランティア活動の開始
no.
3
ボランティアの継続
no.
4
新たに人を呼び込むための情報発信・口コミ
no.
5
地域との長期的な関与
no.
6
安部コラム
no.
7