子どもが被害者となる事件や事故は近年減少傾向にある。一
子どもが被害者となる事件や事故は近年減少傾向にある。一方で、共働き世帯の増加や地域コミュニティの衰退といった社会構造の変化によって、新たな対策も求められている。子どもを取り巻く現場では何が起きているのか。家庭や地域、学校などの視点から子どもの安全を考える。

子どもが被害者となる事件や事故は近年減少傾向にある。一方で、共働き世帯の増加や地域コミュニティの衰退といった社会構造の変化によって、新たな対策も求められている。子どもを取り巻く現場では何が起きているのか。家庭や地域、学校などの視点から子どもの安全を考える。
子どもが被害者となる事件や事故は近年減少傾向にある。一方で、共働き世帯の増加や地域コミュニティの衰退といった社会構造の変化によって、新たな対策も求められている。子どもを取り巻く現場では何が起きているのか。家庭や地域、学校などの視点から子どもの安全を考える。
「2001年に起きた池田小学校での児童殺傷事件で最も大きかったのは、当時『学校安全神話の崩壊』とよく言われたように、学校内は安全であるという常識が覆ったことでした。学校教員が子どもを守るためにどうすればいいか、という問いが突きつけられた事件でもあった」
そう話すのは、事件現場となった大阪教育大学附属池田小学校(以下、池田小学校)に勤務した経験のある松井典夫さん(現 奈良学園大学人間教育学部教授)。
2001年6月8日に発生した大阪教育大学附属池田小学校における児童殺傷事件では、犯人の宅間守元死刑囚が同小学校に侵入して児童を次々に刃物で切りつけ、8人の児童が命を失い、教員を含む15人の重軽傷者を出した。
学校教員たちの安全意識
池田小学校の事件は前代未聞の事件でもあったことから世間からの注目度は高く、その後の学校内の防犯対策が進む契機になった。
文部科学省が調査した学校安全の推進に関わる取り組み状況では、学校敷地内への不審者侵入防止のための対応をとっている学校の割合は96.9%となっている。
※数字は小学校と中学校、高校などを合わせたもの。

学校内での子どもの安全は基本的に学校側がカバーすることになっている。だが、たとえば池田小学校のような事件を防ぐための対策は“万全”と言えるのか。
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ニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるこんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。
「知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。
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