「自分の能力を試したい」。障害者が語る働くことの意義 | Ridilover Journal(リディラバジャーナル)
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特集
障害者雇用:私たちにも“キャリア”をください。“障害”から見る「生きる」と「働く」
第一回

「自分の能力を試したい」。障害者が語る働くことの意義

 

豊かな自然に囲まれた筑波山南麓、茨城県つくば市にある特定非営利活動法人「自然生(じねんじょ)クラブ」。知的障害がある人向けのグループホーム運営などを行なっています。ここでは、障害のある人が農業のほか、演劇、絵画制作などの創作・表現活動にも取り組んでいます。

収穫したサツマイモを手にする自然生クラブのメンバー(自然生クラブ提供)。

 

1990年に自然生クラブを設立した施設長・柳瀬敬さん。柳瀬さんは、自然生クラブで働く人々の様子を踏まえ、こう語ります。

「うちの連中は、畑とか田んぼで作物を作ってまずできたことが楽しいし、嬉しいんだよね。で、できたら人に食べさせたくてしょうがない。それで『おいしい』って言ってくれるのがうれしい。自分が役に立ったと思うんですね。『ありがとう』と言われたい。そのすごくシンプルな欲求に応えるのが『仕事』だよね」

自然生クラブについて説明する柳瀬さん。

 

「障害者雇用」をテーマにした本特集。

今回は、下図にある各ステークホルダーの抱える問題をみる前に、障害者が働く、なかでも企業で働くということの意義について考えていきます。

取材を通して、「お金を稼いで自立する」以上の意義があることがわかりました——。

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特集 障害者雇用:私たちにも“キャリア”をください。“障害”から見る「生きる」と「働く」 全10回
0章 はじめに
1章 働くを考える
2章 企業
3章 福祉事業所
4章 橋渡し
5章 当事者
6章 社会
7章 安部コラム
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1-1.「自分の能力を試したい」。障害者が語る働くことの意義