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構造化特集
移動制約 第3回
公開日: 2024/12/23(月)

地域の足が消えていく——。データで見る地域公共交通衰退の悪循環

公開日: 2024/12/23(月)
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移動制約 第3回
公開日: 2024/12/23(月)

地域の足が消えていく——。データで見る地域公共交通衰退の悪循環

公開日: 2024/12/23(月)
構造化の視点

「バスが来ない」「電車が減った」—&mda

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「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。

「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。

「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。


オーディオブック(ベータ版)

リディラバジャーナル構造化特集「移動制約〜交通手段が限られる社会の困難〜」。

 

第3回となる本記事では、衰退する地域公共交通(2章)として、地域公共交通の衰退の背景にある要因を明らかにする。

 

 

「バスが来ない」「電車が減った」——。あなたの地域でもこんな声を聞いたことはないだろうか。

 

多くの人にとって当たり前の存在である地域公共交通だが、実は長年にわたって衰退の一途を辿ってきた。

 

初回で触れた通り、現在、地域鉄道・バス・タクシーなどの交通事業者は赤字に苦しみ、減便や廃線に追い込まれている。特に地方都市、中小都市・交通空白地では厳しい状態にある。

 

交通事業者の収支状況を示したグラフ。乗り合いバスの事業者の87.1%が赤字。地域鉄道事業じゃの約89%が赤字。タクシー会社の半数近くが赤字。

 

「交通事業者の路線廃止·廃業の状況」 鉄道 :鉄軌道589km・17の路線が廃止(2008年度→2022年度) 国土交通省「地域の公共交通リ・デザイン実現会議 とりまとめ概要」より  バス :路線バス約20,000kmの路線が廃止(2008年度→2022年度) 国土交通省「地域の公共交通リ・デザイン実現会議 とりまとめ概要」より  タクシー:タクシー業の倒産数33件(2023年度)。2年連続で前年度を上回る。帝国データバンク「タクシー業の倒産動向」より

 

「地域ごとの公共交通の課題」①中小都市 ◇交通空白地・公共交通事業者だけでは移動手段を十分に提供することが困難◇過疎化・高齢化が著しく、病院の統廃合・移転、学校の統廃合等により日常生活の移動の問題が深刻化 ②地方都市◇提供されている公共交通と、各分野の送迎輸送との重複による需要の分散◇将来的に公共交通の持続性が課題 ③大都市 ◇内外から多くのビジネス客·旅行者が訪問 ◇一部時間帯・エリアでは供給が不足  ④地域間◇人口減少等が進む中、広域での社会経済活動の活性化が重要 ◇広域的機能の連結強化·災害リスクが課題  (国土交通省「地域の公共交通リ·デザイン実現会議」資料より編集部作成)

 

鉄道やバスについては、赤字路線の損失を黒字路線や他事業の利益で補填する「内部補助」で路線を維持している事業者もあるが、コロナ禍により事業全体にダメージがあった近年ではそれも厳しい状況にある。

 

地域公共交通が衰退しているのはなぜなのか。その背景には、いち事業者では止めることが難しい“需供減少の悪循環”がある。

 

本記事では、その悪循環が起こる構造をデータをもとに明らかにしていく。

需要と供給の同時減少。地域公共交通衰退の根本原因

地域公共交通の衰退の悪循環を引き起こしている根本原因は大きく二つある。一つは「利用者の減少」という需要側の問題だ。

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リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
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CONTENTS
intro
移動制約により起こること
no.
1
no.
2
衰退する地域公共交通
no.
3
no.
4
地域公共交通の再編・再構築に向けた壁
no.
5
no.
6