「バスが来ない」「電車が減った」—&mda
「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。

「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。
「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。
リディラバジャーナル構造化特集「移動制約〜交通手段が限られる社会の困難〜」。
第1回となる本記事では、移動制約により起こること(1章)として、移動が制約されることで生じる困難とその要因を明らかにする。

日常生活における買い物や通院などの活動が制限されること。外出の機会が減ることによって、孤立や孤独感が深刻化すること。
これらは移動の制約がもたらす影響の一部だ。人は移動が制限されると生活面や健康面でさまざまな困難に直面する。
今回は、買い物支援サービスに携わるスタッフが目にする現場の実情、移動先や移動手段が減少している社会的背景に焦点を当て、移動の制約によって生じる困難の実態とその要因を明らかにする。
「来週また会えるか分からないときもある」
移動制約による生活や健康への影響
初回で移動制約の定義を紹介したが、移動制約者は具体的にどのような状況に置かれているのか。

移動スーパー「とくし丸」の販売パートナーを務める安藤陽子さんは、過疎化・高齢化や地域公共交通の衰退が進む長野県信濃町で、日々接する利用者の状況についてこう語る。

移動スーパー「とくし丸」販売パートナー。東京都出身。2004年に家族で長野県信濃町に移住。介護福祉関連に長年携わり、2019年3月まで信濃町役場にて福祉部局で約10年勤務。2019年7月よりとくし丸での移動販売を始める。
「移動スーパーを利用されるのは一人暮らしの高齢者の方が多いですね。認知症の方もいますし、生活困窮に陥っている方もいます。他にも脊髄損傷で歩けず、車椅子で生活されている方もいらっしゃいます。
みなさん車が運転できなかったり、買い物に行く体力がなかったり、交通機関が使いづらかったりすることからサービスを利用されています。
中には、買い物をするにもお金がなくて、往復2000円〜3000円も払ってタクシーで年金を下ろしに行く方もいます。受給できる年金も限られているのに、なぜ買い物に行くだけでこれほどお金を使わないといけないのか……と私自身とても苦しく思います」
移動が制約された状況に置かれると、買い物をはじめとする日常生活に影響が出る。安藤さんは次のように話す。

☆構造化特集「不登校」「学齢期の発達障害」を一部1ヶ月間無料公開中!
こんにちはリディラバジャーナルです。
続きをみるニュースに潜む社会課題をキャッチ!リディラバジャーナル
続きをみるみなさんこんにちは、リディラバジャーナル編集部の太田です。
熊本地震の発生から10年の節目を迎えました。
続きをみる