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    • 特集「子どもの体験格差」第7回を公開 親と学校に子育てを丸投げした社会が行き着く格差の固定化と少子化

      構造化特集「子どもの体験格差」第7回を公開しました。格差の固定化と少子化という2つの側面から、体験格差が社会に与える影響や、体験格差を生じさせる構造が変わらないことによって生じる問題を明らかにします。記事はこちらから。

      2026/7/22(水)
    • 特集「子どもの体験格差」第6回を公開 子ども・若者を支援する団体が見た経験喪失の現実

      構造化特集「子どもの体験格差」第6回を公開しました。体験機会の減少は「失敗する経験」などの、経験の喪失をもたらし、自立に影響を与えています。本記事では、子どもがどんな体験や経験を失っており、それがどのように自立へ影響しているか、失った経験を埋めようとする支援団体の実情などをもとに明らかにします。記事はこちらから。

      2026/7/21(火)
    • 特集「子どもの体験格差」第5回を公開 困難な状況にある家庭で体験機会がさらに減る構造

      構造化特集「子どもの体験格差」第5回を公開しました。体験格差については保護者の経済力の高低という文脈で語られがちです。しかし、実際には「時間・経済・精神的な余裕の無さが連鎖している」など、単純にお金の有無では語れない問題です。本記事では、複数の要因が連鎖して体験格差を深刻化させている家庭の実態を、データと当事者の声から明らかにします。記事はこちらから。

      2026/7/17(金)
構造化特集
移動制約 第1回
公開日: 2024/12/12(木)

買い物に行けない、お金を下ろせない——。 移動制約による困難の実態とその要因

公開日: 2024/12/12(木)
構造化特集
移動制約 第1回
公開日: 2024/12/12(木)

買い物に行けない、お金を下ろせない——。 移動制約による困難の実態とその要因

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構造化の視点

「バスが来ない」「電車が減った」—&mda

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「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。

「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。

「バスが来ない」「電車が減った」——。いま地域公共交通の衰退などを背景に、自家用車を運転できず交通手段が限られる高齢者や障害のある人が移動を制約され、生活上の困難や健康問題を抱えている。移動制約者が困難を抱える構造と、地域公共交通の再編・再構築が進まない構造に迫る。


オーディオブック(ベータ版)

リディラバジャーナル構造化特集「移動制約〜交通手段が限られる社会の困難〜」。

 

第1回となる本記事では、移動制約により起こること(1章)として、移動が制約されることで生じる困難とその要因を明らかにする。

 

移動制約の構造を図にした画像

 

日常生活における買い物や通院などの活動が制限されること。外出の機会が減ることによって、孤立や孤独感が深刻化すること。

 

これらは移動の制約がもたらす影響の一部だ。人は移動が制限されると生活面や健康面でさまざまな困難に直面する。

 

今回は、買い物支援サービスに携わるスタッフが目にする現場の実情、移動先や移動手段が減少している社会的背景に焦点を当て、移動の制約によって生じる困難の実態とその要因を明らかにする。

「来週また会えるか分からないときもある」
移動制約による生活や健康への影響

初回で移動制約の定義を紹介したが、移動制約者は具体的にどのような状況に置かれているのか。
 

「移動制約者の定義」・ 高齢者、障がい者のほか、妊産婦、子連れの人、荷物 を持った人などが含まれる。 ・制約の具体例として、(一定距離以上の)歩行が困難、階段・バスのステップ昇降が困難、バスや鉄道を立って待つ/立って乗ることが困難、視覚または聴覚の障害により移動に必要な情報の入手が困難であることなどが挙げられる。・広義には、自家用車を持たなかったり、自分で運転できなかったりするために公共交通機関に頼らざるを得ない人や公共交通が整備されていない/使いにくい 地域に住んでいたり、貧困などによって公共交通が利用できない人を含む。同様/類似の意味で、移動困難者、交通困難者、交通弱者などの用語が用いられている。(出典:一般社団法人交通工学研究会)

 

移動スーパー「とくし丸」の販売パートナーを務める安藤陽子さんは、過疎化・高齢化や地域公共交通の衰退が進む長野県信濃町で、日々接する利用者の状況についてこう語る。

 

安藤陽子さんの写真

安藤陽子(あんどう・ようこ)
移動スーパー「とくし丸」販売パートナー。東京都出身。2004年に家族で長野県信濃町に移住。介護福祉関連に長年携わり、2019年3月まで信濃町役場にて福祉部局で約10年勤務。2019年7月よりとくし丸での移動販売を始める。

 

「移動スーパーを利用されるのは一人暮らしの高齢者の方が多いですね。認知症の方もいますし、生活困窮に陥っている方もいます。他にも脊髄損傷で歩けず、車椅子で生活されている方もいらっしゃいます。

 

みなさん車が運転できなかったり、買い物に行く体力がなかったり、交通機関が使いづらかったりすることからサービスを利用されています。

 

中には、買い物をするにもお金がなくて、往復2000円〜3000円も払ってタクシーで年金を下ろしに行く方もいます。受給できる年金も限られているのに、なぜ買い物に行くだけでこれほどお金を使わないといけないのか……と私自身とても苦しく思います」

 

移動が制約された状況に置かれると、買い物をはじめとする日常生活に影響が出る。安藤さんは次のように話す。

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リディラバジャーナル編集部。「社会課題を、みんなのものに」をスローガンに、2018年からリディラバジャーナルを運営。
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こんにちはリディラバジャーナルです。もうすぐ、子どもたちの夏休みが始まります。いまや子どもたちの居場所は、公園や図書館だけではありません。SNSやオンラインゲームを通じて、友達と話したり、学校や家庭とは異なるつながりを得たりする機会も増えています。SNSやゲームそのものが悪いわけではありません。好きなものでつながれる相手に出会えたり、学校や家庭とは違う関係に救われたりすることもあります。ただ、そのつながりが、思わぬ被害の入り口になってしまうこともあります。警察庁の統計では、SNSをきっかけとする性被害は高い水準で推移し、とりわけ小学生の被害は近年増加しています(※1)。

知らない人とやり取りしなければ、防げるのではないか?」「自分で撮って送ったなら、本人にも責任があるのではないか?」そう感じる人もいるかもしれません。ただ、自画撮り被害の背景には、相手が時間をかけて関係を築き、子どもを断りにくい状況へ追い込んでいく過程があること。そして被害に遭った子どもが、「怒られる」「責められる」と感じて、誰にも言い出せなくなっていくことがあります。この記事では、自画撮り被害を子どもの不注意や自己責任だけで捉えず、その手前で何が起きているのか、そして被害を防ぐために周囲や社会に何ができるのかを考えていきます。

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CONTENTS
intro
移動制約により起こること
no.
1
no.
2
衰退する地域公共交通
no.
3
no.
4
地域公共交通の再編・再構築に向けた壁
no.
5
no.
6