公開日: 2021/5/25(火)
ミャンマーをめぐる報道で見えていないもの――日本の国際報道を考える(後編)
公開日: 2021/5/25(火)
公開日: 2021/5/25(火)
ミャンマーをめぐる報道で見えていないもの――日本の国際報道を考える(後編)
公開日: 2021/5/25(火)
前編では、大阪大学を拠点とするメディア研究機関「Global News View」の編集長・ヴァージル・ホーキンスさんに、日本の国際報道がこの30年で減少していることや報道する国・地域に大きな偏りがあること、それによって起こるさまざまな問題について聞いた。
後編では、いま注目が集まるミャンマー情勢を事例として、国際報道のあり方を考えていく。
※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた4/22のライブ勉強会「国際報道の減少で何が起こるのか 〜ミャンマークーデターを事例に〜」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。
<ヴァージル・ホーキンスさん>
大阪大学 国際公共政策研究科 教授。専門はメディア研究、国際政治、紛争と平和。Global News View (https://globalnewsview.org/)の創設者。より多くの人々に国境を越えた地球人として世界の暗いところに目を届けてほしいと願い、研究と教育に取り組む。
大阪大学 国際公共政策研究科 教授。専門はメディア研究、国際政治、紛争と平和。Global News View (https://globalnewsview.org/)の創設者。より多くの人々に国境を越えた地球人として世界の暗いところに目を届けてほしいと願い、研究と教育に取り組む。
国内企業への批判的視点が少ない
2021年2月、ミャンマーで軍事クーデターが発生し、国民民主連盟(NLD)を率いるアウン・サン・スー・チー国家顧問をはじめ複数の幹部が国軍によって拘束された。これに抗議する市民に対し、国軍は激しい弾圧を行っている。
日本国内におけるミャンマー情勢の報道を、ホーキンスさんはどう見ているのだろうか。
「東南アジアの問題は普段あまり日本で報道されないものですが、今回は軍事クーデターというセンセーショナルな出来事であるため、報道されているほうだと感じます。
もともと、ミャンマー情勢は東南アジアの中では比較的報道されてきました。それは、権力に立ち向かう女性として人気が高いアウン・サン・スー・チーさんの存在が大きいと思います。海外のメディアが彼女に注目してミャンマー情勢の報道を続けたため、日本のメディアも影響を受けてきたのでしょう」

(写真 ヴァージル・ホーキンスさん)
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