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公開日: 2021/10/7(木)
更新日: 2023/3/27(月)

小さなSOSを見逃さない ――若年女性の生きづらさを捉え直す(後編)

公開日: 2021/10/7(木)
更新日: 2023/3/27(月)
公開日: 2021/10/7(木)
更新日: 2023/3/27(月)

小さなSOSを見逃さない ――若年女性の生きづらさを捉え直す(後編)

公開日: 2021/10/7(木)
更新日: 2023/3/27(月)

前編では、コロナ禍のいま10〜20代の若年女性が抱える生きづらさや背景にある社会的要因を見てきた。こうした課題に取り組む公的サービスや相談窓口は存在するにもかかわらず、彼女たちが支援につながれないのはなぜなのか。

 

元厚生労働省事務次官の村木厚子さんは、「若草プロジェクト」を通して生きづらさを抱える少女たちに寄り添い続けている。後編では、若年女性がいま必要としている支援の仕組みや私たちにできることを考える。

 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2021/9/16のライブ勉強会「若年女性の生きづらさを捉え直す」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<村木 厚子さん>
元厚生労働省事務次官/若草プロジェクト代表呼びかけ人。
1955年高知県生まれ。土佐高校、高知大学卒業。78年労働省(現厚生労働省)入省。女性政策、障がい者政策、働き方改革や子ども政策などに携わる。郵便不正事件で有印公文書偽造等の罪に問われ、逮捕・起訴されるも、2010年無罪が確定、復職。2013年から15年まで厚生労働事務次官を務め退官。現在は、津田塾大学や社会事業大学専門職大学院で客員教授を務めるほか、伊藤忠商事(株)および住友化学(株)の社外取締役を務める。また、累犯障がい者を支援する「共生社会を創る愛の基金」の顧問や、生きづらさを抱える少女・若年女性を支援する「若草プロジェクト」の代表呼びかけ人として、NPO活動に携わるとともに、住宅確保に困難を抱える者のための居住支援や農福連携の普及に携わっている。

「私は悪い子」――支援を阻む心理的ハードル

若年女性たちを支援から遠ざけるのは、心理的な要因も大きいと村木さんはいう。

 

「残念ながら、繰り返し性的被害や金銭トラブルなどを抱えてしまう女の子が一定数います。私は勉強不足で、学校でも職場でも、となると『この子にも何かあるんじゃないか』と思ってしまったこともありました。

 

でも実際は、弱っている女の子は悪い人に狙われやすいだけなんです。一瞬でも彼女たちに要因が、とよぎった自分を責めましたね。

 

本人たちも、被害に遭う自分が悪い、と責任を感じてしまう。そうして相談できずにいるうちに、何度も被害に遭うと、どんどん人への不信感が募っていく」

 

(写真 村木厚子さん)

 

社会的に弱い立場であることにより、性的搾取やDVなどの被害に遭う。それを「自分が悪い」と感じるのはなぜなのか。

 

「一つは、人に頼ることを昰としない教育が原因だと思います。人に迷惑をかけてはいけない、自立しなくてはいけない、と刷り込まれてきたから。

 

私が好きな言葉に、『自立とは、誰にも頼らずに生きていくことじゃない。たくさんのものに、少しずつ依存しながら生きていくこと』というのがあります。頼ったり、人に迷惑をかけたりして、だんだん大人になっていくんだと彼女たちに伝えたいですね」

 

彼女たちが自責に追い込まれるもう一つの要因は、「自分の苦しみを俯瞰できていない」ことだという。

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子どもの発達障害、構造化マップを公開
2023年4月16日

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構造化。テーマは「子どもの発達障害」
2023年4月7日

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編集部メンバーの想いを公開しました
2023年3月26日

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「無戸籍」当事者の声を聞いてほしい。
2023年3月26日

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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。

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CONTENTS
intro
ホームレス
no.
1
no.
2
若年介護
no.
3
no.
4
奨学金
no.
5
no.
6
差別
no.
7
no.
8
観光
no.
9
no.
10
子どもの臓器提供
no.
11
no.
12
都市とコロナ
no.
13
no.
14
ICT教育
no.
15
no.
16
産後うつ
no.
17
no.
18
宇宙
no.
19
no.
20
戦争
no.
21
no.
22
人工妊娠中絶
no.
23
no.
24
緊急避妊薬
no.
25
no.
26
テロリスト・ギャングの社会復帰
no.
27
no.
28
社会起業家
no.
29
no.
30
海上自衛隊
no.
31
no.
32
プロジェクト
no.
33
ソーシャルビジネス
no.
34
教員の多忙化
no.
35
no.
36
性的マイノリティ
no.
37
no.
38
出所者の社会復帰
no.
39
no.
40
ワクチン
no.
41
no.
42
薬物依存
no.
43
no.
44
性の悩み
no.
45
no.
46
リブランディング
no.
47
no.
48
少年犯罪
no.
49
no.
50
学校教育
no.
51
no.
52
LGBT
no.
53
no.
54
スロージャーナリズム
no.
55
no.
56
ソーシャルセクター
no.
57
no.
58
教育格差
no.
59
no.
60
メディア
no.
61
大人の学び
no.
62
no.
63
地方創生
no.
64
no.
65
家族のかたち
no.
66
no.
67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
no.
69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
no.
72
no.
73
非正規雇用と貧困
no.
74
no.
75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
no.
77
家族のかたち
no.
78
no.
79
他者とのコミュニケーションを考える
no.
80
no.
81
地球温暖化対策
no.
82
no.
83
就労支援
no.
84
no.
85
1年の振り返り
no.
86
no.
87
動物との共生
no.
88
no.
89
行政のデジタル化
no.
90
no.
91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
no.
95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
100
no.
101
温暖化対策
no.
102
no.
103
組織論
no.
104
no.
105
キャリア
no.
106
no.
107
復興
no.
108
no.
109
コミュニティナース
no.
110
no.
111
MaaS
no.
112
no.
113
地球温暖化
no.
114
セックスワーカー
no.
115
no.
116
感染症とワクチン
no.
117
no.
118
大学生の貧困
no.
119
no.
120
温暖化対策
no.
121
no.
122
同性婚
no.
123
no.
124
フェアトレード
no.
125
no.
126
シェアハウス
no.
127
no.
128
飲食業
no.
129
感染症とワクチン
no.
130
no.
131
国際報道
no.
132
no.
133
社会的養護
no.
134
no.
135
認知症
no.
136
no.
137
入管法
no.
138
no.
139
国際問題
no.
140
no.
141
コミュニティ
no.
142
no.
143
コミュニティ
no.
144
no.
145
コミュニティ
no.
146
no.
147
吃音
no.
148
no.
149
コンサル×社会課題解決
no.
150
no.
151
いじめ
no.
152
no.
153
社会課題×事業
no.
154
no.
155
社会課題×映画
no.
156
no.
157
感染症とワクチン
no.
158
no.
159
社会教育士
no.
160
no.
161
山岳遭難
no.
162
no.
163
支援者支援
no.
164
no.
165
いじめ
no.
166
no.
167
ゲーム依存
no.
168
no.
169
トランスジェンダーとスポーツ
no.
170
no.
171
うつ病患者の家族
no.
172
no.
173
パラスポーツ
no.
174
no.
175
代替肉
no.
176
no.
177
弱いロボット
no.
178
no.
179
戦争継承
no.
180
no.
181
女性の社会参画
no.
182
no.
183
子どもの居場所
no.
184
no.
185
感染症とワクチン
no.
186
no.
187
デジタル社会
no.
188
no.
189
若年女性の生きづらさ
no.
190
no.
191
ゼブラ企業
no.
192
no.
193
多胎児家庭の困難
no.
194
no.
195
ソーシャルイノベーション
no.
196
no.
197
ジェンダー
no.
198
no.
199
毒親
no.
200
no.
201
葬儀
no.
202
no.
203
感染症とワクチン
no.
204
no.
205
子どもの安全
no.
206
no.
207
優生思想
no.
208
no.
209
感染症とワクチン
no.
210
no.
211
障害
no.
212
no.
213
水産資源
no.
214
no.
215
教育格差
no.
216
no.
217
障害と性
no.
218
no.
219
医療
no.
220
no.
221
シングルマザー
no.
222
no.
223
多文化共生
no.
224
no.
225
誹謗中傷
no.
226
no.
227
児童労働
no.
228
no.
229
不登校
no.
230
no.
231
政治
no.
232
no.
233
食料危機
no.
234
no.
235
お金と社会課題
no.
236
no.
237
震災
no.
238
no.
239
まちづくり
no.
240
no.
241
精子提供
no.
242
no.
243
選挙
no.
244
アロマンティンク・アセクシュアル
no.
245
クラウドファンディング
no.
246
レイシャルプロファイリング
no.
247
子育てと科学的根拠
no.
248
高齢者雇用
no.
249
介護
no.
250
no.
251