更新日: 2023/3/27(月)
日本は女性が避妊する権利を担保できているのか――「#緊急避妊薬を薬局で」プロジェクトの現状とアクション(前編)
更新日: 2023/3/27(月)

更新日: 2023/3/27(月)
日本は女性が避妊する権利を担保できているのか――「#緊急避妊薬を薬局で」プロジェクトの現状とアクション(前編)
更新日: 2023/3/27(月)
2020年7月29日、Twitterのトレンドに「緊急避妊薬」というワードが急浮上した。発端は、NHKのニュース番組「おはよう日本」にて、緊急避妊薬のOTC化、つまり緊急避妊薬を医師の処方箋なく、薬局で購入できるようにすることについて、特集が組まれたことだ。(OTCは「Over The Counter」の略)
番組内では、OTC化の推進派として産婦人科医の遠見才希子さん、慎重派として日本産婦人科医会の副会長である前田津紀夫さんが登場。
遠見さんが「病院やクリニックよりも身近な薬局で購入できるという選択肢は必要」と語る一方で、前田さんは「日本では若い女性に対してきちんと性教育をしてあげられる場があまりに少ない。“次も使えばいいや”という安易な考えに流れてしまうことを心配している」と述べた。
こうした前田さんの発言に対して、Twitter上では「なぜ女性だけの問題なのか」「女性をバカにしている」「必要なのにアクセスしにくい状態の方が危険」などと批判の声が上がった。
世界に視点を移せば、約90カ国が緊急避妊薬を薬局で販売しているうえに、日本国内で認可されているものよりもタイムリミットが長く、妊娠阻止率も高いものが主流となっている。
日本は世界に比べて大きく遅れをとっているにもかかわらず、緊急避妊薬のOTC化がなぜ実現してこなかったのか。
数年前から緊急避妊薬のOTC化の推進に向けた活動を続ける遠見さんに話を伺いながら、その背景や、それに付随する問題を紐解いていく。
※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた8/5のライブ勉強会「#緊急避妊薬を薬局で【公開対談】えんみちゃん×あべとしき〜性はタブーじゃない、問題を知って声をあげよう〜」の内容をもとに記事化した前編です。公開対談のアーカイブ動画は、記事末尾のYouTubeよりご覧いただけます。
産婦人科専門医/筑波大学大学院ヒューマン・ケア科学専攻社会精神保健学分野博士課程。2005年、医大生の頃から中学校や高校で性教育活動を行い全国700校以上で講演。書籍「ひとりじゃない」(ディスカヴァー21)、DVD教材「自分と相手を大切にするって?えんみちゃんからのメッセージ」(一般社団法人 日本家族計画協会)。2011年、聖マリアンナ医科大学卒業後、亀田総合病院、湘南藤沢徳洲会病院などで勤務。
海外に遅れをとる日本の緊急避妊薬の実情
みなさんこんにちは、リディラバの鈴木です!今回は、リディラバジャーナルで公開中の構造化特集「地域医療」の冒頭をこちらのnoteでも公開します。何かあったら病院で治療が受けられる。私たちの「当たり前」を維持するために、様々な課題を抱えながら尽力する医療現場の姿を知ってもらえたら嬉しいです。
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この投稿はリディラバジャーナル会員限定のFBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。
******みなさん、こんにちは!担当した構造化特集「地域医療 超高齢化社会に必要な『撤退戦』」が本日より公開となりました!今日は特集内には書いていない、特集に込めた思いをご紹介させてください。
続きをみる※この投稿はリディラバジャーナルの会員限定FBグループ「リディラバジャーナル企画室」からの転載です。*****みなさん、こんにちは!!!リディラバジャーナルの井上です。
今週はとても嬉しいことがあったので、ご報告させてくださいm(_ _)m
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早くも4月ですね。あっという間に過ぎ去る日々に「!?!?」という感じですが、今日も今日とて、リディラバジャーナルのご案内です。
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編集部の井上です。今日は、
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2〜3月は3年ぶりの構造化特集の復活ということで、「無戸籍」をテーマに構造化特集をお届けしてきました。
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