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公開日: 2021/4/3(土)

移動の最適化は社会課題解決につながる――地方創生におけるMaaSの可能性(前編)

公開日: 2021/4/3(土)
公開日: 2021/4/3(土)

移動の最適化は社会課題解決につながる――地方創生におけるMaaSの可能性(前編)

公開日: 2021/4/3(土)

地方創生や地方活性化という文脈で、「MaaS」という言葉が聞かれるようになってきた。

 

MaaSとは「Mobility as a Service」の略称で、自動車や鉄道、バス、航空など、あらゆる移動手段を統合して最適化を図ることで、快適な移動を実現しようとするものだ。現在、さまざまな交通事業者や通信会社が各地で実証実験を行っている。

 

では、MaaSにはどのような可能性があり、地方の課題解決にどうつながっているのだろうか。MaaSのプラットフォーム事業などを行うMaaS Tech Japan 代表取締役 日高洋祐さんにお話を聞いた。
 

※本記事の取材は「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた2/24のライブ勉強会「地方創生vol.5 買い物難民、災害、交通渋滞に革命!?~MaaS戦略から探る地方創生の行方~」で行われました。リディラバジャーナルの取材の様子は「リディ部」でご覧いただけます。

 

<日高洋祐さん>
一般社団法人JCoMaaS 理事・事務局長、MaaS Tech Japan 代表取締役。2005年、鉄道会社に入社。ICTを活用したスマートフォンアプリの開発や公共交通連携プロジェクト、モビリティ戦略策定などの業務に従事。14年、東京大学学際情報学府博士課程において、日本版MaaSの社会実装に向けて国内外の調査や実証実験の実施により、MaaSの社会実装に資する提言をまとめる。現在は、MaaS Tech Japanを立ち上げ、MaaSプラットフォーム事業などを行う。国内外のMaaSプレーヤーと積極的に交流し、日本国内での価値あるMaaSの実現を目指す。共著に『MaaS モビリティ革命の先にある全産業のゲームチェンジ』(日経BP社)がある。

地方の課題解決に期待がかかる「MaaS」の概念とは

過疎化や高齢化が進んでいる地方では、乗客の減少で鉄道やバスの路線が廃止されたり、自動車であっても高齢になって免許を返納しなければならず、そのあとに代替する移動手段がなかったりと、移動に関する課題が多い。これらの課題は、MaaSの概念を用いることで解決できるのではないかと期待されている。

 

MaaSの概念は、北欧のフィンランドで、社会課題解決のために誕生した。フィンランドは自国に自動車産業を持っておらず、自動車はすべてドイツやスウェーデンから輸入。そのため、国民が車を買えば買うほど国外にお金が流れていってしまうという課題があった。加えて、自動車による交通事故も多発していたことから、自家用車を減らしていくための施策を考えていた。

 

そのなかで、市街地では鉄道や路面電車、それ以外のところではタクシーやカーシェアなど、複数の移動手段の利点を組み合わせた新しいサービスを発案。ユーザーの目的地や移動の要望に従い、ユーザーおよび都市にとって最適な移動方法を提示するというもので、利便性だけでなく、渋滞や環境負荷の課題にも配慮したサービスとなった。

 

日本にはフィンランドのように自家用車を減らさなければならないという課題こそないが、交通に関する課題として、地方の交通利便性の低さやタクシードライバーの高齢化、首都圏であればインバウンドやオーバーツーリズムによる混雑など、さまざまなものがある。

 

MaaSのサービスは欧州が先行しており、日本ではまだまだこれからだ。しかし、日高さんは「MaaSの分野で日本は海外から大きく注目されている」と話す。

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CONTENTS
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ホームレス
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若年介護
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奨学金
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差別
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観光
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子どもの臓器提供
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都市とコロナ
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ICT教育
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産後うつ
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宇宙
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19
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戦争
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21
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人工妊娠中絶
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23
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24
緊急避妊薬
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25
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26
テロリスト・ギャングの社会復帰
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社会起業家
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29
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海上自衛隊
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31
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プロジェクト
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ソーシャルビジネス
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教員の多忙化
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出所者の社会復帰
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薬物依存
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LGBT
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53
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スロージャーナリズム
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大人の学び
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地方創生
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家族のかたち
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67
他者とのコミュニケーションを考える
no.
68
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69
地方創生
no.
70
no.
71
地方創生
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72
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非正規雇用と貧困
no.
74
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75
他者とのコミュニケーションを考える
no.
76
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77
家族のかたち
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78
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79
他者とのコミュニケーションを考える
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80
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地球温暖化対策
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82
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83
就労支援
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84
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85
1年の振り返り
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86
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87
動物との共生
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88
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89
行政のデジタル化
no.
90
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91
温暖化対策
no.
92
no.
93
動物との共生
no.
94
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95
地方移住
no.
96
no.
97
動物との共生
no.
98
no.
99
温暖化対策
no.
100
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101
組織論
no.
102
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103
キャリア
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104
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105
復興
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107
コミュニティナース
no.
108
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109
MaaS
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111
地球温暖化
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セックスワーカー
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113
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114
感染症とワクチン
no.
115
no.
116
大学生の貧困
no.
117
no.
118
温暖化対策
no.
119
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120
同性婚
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121
no.
122
フェアトレード
no.
123
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シェアハウス
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125
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126
飲食業
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127
感染症とワクチン
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国際報道
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130
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社会的養護
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132
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認知症
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135
入管法
no.
136
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137
国際問題
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138
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139
コミュニティ
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140
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141
コミュニティ
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142
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143
コミュニティ
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144
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145
吃音
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146
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147
コンサル×社会課題解決
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148
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149
いじめ
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150
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151
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152
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153
社会課題×映画
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155
感染症とワクチン
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157
社会教育士
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158
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159
山岳遭難
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160
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161
支援者支援
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162
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163
いじめ
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164
no.
165
ゲーム依存
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166
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167
トランスジェンダーとスポーツ
no.
168
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169
うつ病患者の家族
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170
no.
171
パラスポーツ
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172
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173
代替肉
no.
174
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175
弱いロボット
no.
176
no.
177
戦争継承
no.
178
no.
179
女性の社会参画
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180
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181
子どもの居場所
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182
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183
感染症とワクチン
no.
184
no.
185
デジタル社会
no.
186
no.
187
若年女性の生きづらさ
no.
188
no.
189
ゼブラ企業
no.
190
no.
191
多胎児家庭の困難
no.
192
no.
193
ソーシャルイノベーション
no.
194
no.
195
ジェンダー
no.
196
no.
197
毒親
no.
198
no.
199
葬儀
no.
200
no.
201
感染症とワクチン
no.
202
no.
203
子どもの安全
no.
204
no.
205
優生思想
no.
206
no.
207
感染症とワクチン
no.
208
no.
209
障害
no.
210
no.
211
水産資源
no.
212
no.
213
教育格差
no.
214
no.
215
障害と性
no.
216
no.
217
医療
no.
218
no.
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シングルマザー
no.
220
no.
221
多文化共生
no.
222
no.
223
誹謗中傷
no.
224
no.
225
児童労働
no.
226
no.
227
不登校
no.
228
no.
229
政治
no.
230
no.
231
食料危機
no.
232
no.
233
お金と社会課題
no.
234
no.
235
震災
no.
236
no.
237
まちづくり
no.
238
no.
239
精子提供
no.
240
no.
241
選挙
no.
242
アロマンティンク・アセクシュアル
no.
243
クラウドファンディング
no.
244
レイシャルプロファイリング
no.
245
子育てと科学的根拠
no.
246
高齢者雇用
no.
247
介護
no.
248
no.
249