無意識のSOGIハラ、アウティングをなくすためにできることとは?——「無意識の差別」をしないために(後編)
無意識のSOGIハラ、アウティングをなくすためにできることとは?——「無意識の差別」をしないために(後編)
前編では、性のあり方や差別の問題点、SOGIハラ(性的指向や性自認に関する侮蔑的な言動)やアウティングはパワーハラスメントにあたることなどを紹介した。
LGBTへの理解がまだまだ十分でない場合、よかれと思ってかけた言葉が当事者たちを傷つけてしまうこともある。
後編は、LGBTなど性的マイノリティの当事者とのコミュニケーションについて、一般社団法人fairの代表理事・松岡宗嗣さんに詳しく伺っていく。
※本記事は、「リディ部〜社会問題を考えるみんなの部活動〜」で行われた8/7のライブ勉強会「職場で、学校で、飲み会で。「無意識の性差別」をしないために」の内容をもとに記事化した前編です。
一般社団法人fair代表理事。1994年愛知県名古屋市生まれ。明治大学政治経済学部卒。政策や法制度を中心としたLGBTに関する情報を発信する一般社団法人fair代表理事。ゲイであることをオープンにしながら、HuffPostや現代ビジネス、Forbes、Yahoo!ニュース等でLGBTに関する記事を執筆。教育機関や企業、自治体等での研修・講演実績多数。共著『LGBTとハラスメント』(集英社新書)
性に関する当たり前を、疑ってみることも必要
前編で松岡さんは、性的マイノリティへの無意識の差別が起こる背景には、主に2つの要因があると語った。
一つは、身近にLGBTの当事者がいないと思い込んでいる人が多いこと。もう一つは、「LGBTとはこういうもの」という思い込みや偏見が、まだまだ根強いことだ。
たとえば、LGBTの人からカミングアウトされた際、よかれと思って「“オカマ”って面白いよね」「今っていろんな“趣味”がありますよね」と、こんな言葉をかけていないだろうか。そうした思い込みのイメージによる言葉が当事者を傷つけているかもしれない。

(写真pixabay)
こうした“勘違い”に気づくためには、「自分自身が持っている、性に関する当たり前というものを疑っていくことが大切だ」と松岡さんは強調する。

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